柿の葉日記

主にテレビドラマ「あばれはっちゃく」について語る個人ブログです。国際放映、テレビ朝日とは一切関係がありません。

蝶たちの殺意

ちゃこさんが一番好きな吉田友紀さんの出演作、『火曜サスペンス劇場 蝶たちの殺意』(本放送日1983年3月8日)今日、Etsukoさんからの書き込みで11月9日にBS日テレで18時から放送される事が分かりました。
Etsukoさん情報ありがとうございます。

 吉田さん、長太郎の後は2時間ドラマでの不良少年役が多かった気がします。
前にも書きましたが、『気まぐれ本格派』(1977年~1978年)で共演した石立さんと友里さんと共演した『非行少年』(1985年)、他に『暴発』(1983年)で母親を犯す少年役とか、他にもいくつか……。
どこか影があって心が満たされていない不良少年役が十代後半は多かったと思います。
『非行少年』での役柄を知った時は『気まぐれ本格派』の新ちゃんを知っているだけにショックでしたね。
内容を見ると『非行少年』で演じた達也も根っからの悪者ではないのだけど、2代目で吉田さんが演じた隼人さんみたいなタイプなのかな。
隼人さんも2代目長太郎に会わなかったら、その道にいってしまったのかなと思うし…。
レイプをする場面も多かったようですが、17、18歳くらいの頃にそうした場面を演じるのは嫌だったろうねと妹と話した事もあります。
小さい時から仕事していて割り切っていたとしても。

『蝶たちの殺意』も吉田友紀さんが十代後半に出演された作品なので、どこか寂しさを持つ不良少年ぽい役かどこか冷めた役なんだろうなと思うのですが、どんな人物を演じたのだろうかと今から見るのが楽しみです。
ちゃこさんが一番夢中になったというだけにやっぱり魅力的なんだろうなと思います。
ただ、仕事のシフトが大丈夫かどうか。
仕事で見られないというのは嫌だし、ビデオ買おうかな。

吉田さんは小さい時もどこか寂しげな役が多くて『東映スパイダーマン』(1978年)の良一君も『バトルホーク』(1976年)のマサル君も『教室205号』(1974年)の明君もそんな雰囲気があったし、『すぐやる一家青春記』(1977年)の智之でさえ

「僕、邪魔?いいんだ。いつだって僕は独りぼっちなんだ」

という台詞があったりしました。
でも『それ行け!カッチン』で演じたキヨシ君の話の最後に見せた爽やかな笑顔や母親に作文を褒められた事を嬉しそうに報告する『東映スパイダーマン』の良一君の笑顔を見るとやっぱり笑顔が素敵でもっと見たいなと思います。
吉田さんの笑顔は小さい時から晴れやかです。
福猫みーにゃさんが書きこまれましたが吉田さんは笑顔も素敵な役者さんだと思います。

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