ヨウ素(I)131


ヨウ素131という放射性物質が 野菜や浄水場から出てしまった ヨウ素131は天然には存在しない元素で 原子炉で作られる この131というのは(陽子の数)+(中性子の数)のことである 陽子の数を原子番号というのでヨウ素原子番号は53であるから 53個の陽子と 131−53=78個の中性子からなっている 
一般の安定したヨウ素は ヨウ素127で 陽子の数53 中性子の数127−53=74個です
すぐ分かるとおりヨウ素131は中性子の数が多すぎて不安定です それで放射線を出して安定な元素に変わろうとします  ★そのときβ線などの放射線を出します
ではヨウ素131はどのようにして作られるのでしょう 核燃料に使われているウラニウム235は原子番号92 これに中性子があたって2つに分裂するとき いろいろな2つのかけらに分裂するのですが そのかけらの1つがヨウ素131だったりすることがあります そうすると もう1つのかけらは 92(Uの陽子数)−53(Iの陽子数)=39 39と言う原子番号ということになります この元素を探すとY(イットリウム)と言う元素でした また中性子の数も変わらないので 理論的には図のような反応となると思います ただしこの理論は私がこのようになるだろうと推論した図で 裏づけるべく 調べたのですが確認ができませんでした とくにY(イットリウム)以下が怪しいです 間違っていたら教えてください
★ そのことに関しては後で解説したいと思っています