思い出したこと
ライブへのテンションをあげるためヘビーローテのノーナ・リーヴス(ローマ字書きするとキーワードリンクがウザイ←カタカナでもリンクしてしまった)、思い起こされるのは小山田氏。ああ、これはフリッパ、こちらはコーネリだな、といった具合に。
小山田氏といえば『FANTASMA!』が出たばかりの頃、渋谷のタワーレコード前で見かけたことがある、というのが私の自慢話のひとつなのだが、最近になって我ながら眉唾ではないかと思うようになった。小山田氏と思しき男性が、オレンジのボーダーシャツを身にまとい、携帯電話をいじりながらたたずんでいたのだ。その目は少々挙動不審で、周囲を見てるような見てないような、といった感じだった。しかしその全体的な色素の薄さというか、独特の雰囲気に、通り過ぎようとした私はとっさに彼を小山田氏本人だと思い、同行していたSFCの男子(とはいえ肉汁方面ではない。既に連絡を絶っている人)に「小山田、小山田!」とささやいたのだが彼らは気づいていないようだった。私はひとり興奮していたのだが、よく考えてみればCDのジャケットそのままのような格好で、渋谷のタワレコ前というのが出来過ぎであり、小山田氏ほどの人が多くの人に振り向かれもしないことが不自然ではある。
小山田コスプレの「ちょっと似」君だったのではないか、というのが現在の推測。
- アーティスト: コーネリアス,小山田圭吾,Robert
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三十路の成人式
30歳になったキモノ組三人娘。で富岡八幡宮にお参りに行ってきた。何故富岡八幡かというと、私以外のふたり、花一ちゃん*1と葉月*2は今年数えで前厄に当たるので、厄払いを兼ねていたから。お参りはさっさと済ませ、写真撮影をちょこっとしたあとはおやつ。「由はら」で私は粟ぜんざい、他のふたりは深川めし。夜ご飯をがっつり本気モードで挑むつもりなのに、健啖家諸氏にとっておやつの重さなど考えてもいないよう…。いやはや、敵いませんな。
この日のために誂えていた紬。桃の帯にベロア羽織を合わせた私の恰好と、お約束。
こしあんが絶妙だった粟ぜんざいと、お茶で和むおばあちゃんズ。
おやつの腹ごなしに?銀座に出てアンティークモールを覗く。キモノフロアにはさほどお客がいなくて非常に見やすく良かった。今日キモノ女子たちは青山にいたに違いない。それからコレクティブルのフロアなどを覗いたが、キモノよりこちらのほうが本気。最終的には「3億円当てたい」「1ヶ月に200万くらい欲しい」など妄想がはじまる。
見るのに飽きたら夜ご飯。「THE 中華」を求めていたので紅虎餃子房でがっつり中華。
北京ダック!北京ダック!北京ダック! そして肉食獣は喰らう!(でもかわいい)
しっかり食べてしっかり喋り、しっかり満喫した一日。葉月が遅刻&財布を忘れるという良いネタをしっかり提供してもくれ、そういう意味でも満足。楽しかったね、お二人さん!
<今日のキモノ>
花一 おきぬ屋さんのスカル柄ウール+トランプ柄綴れ帯、ネパールの男性ものコート
葉月 紫織庵とふりふのコラボレーション横段の染めのキモノ+鶯色の梅柄帯
私 花柄の名もなき紬+桃柄織の帯+ベロア羽織
*1:旧げし子ちゃん。