ほぼ日刊イトイ新聞 - クロネコヤマトのDNA
http://www.1101.com/yamato/index.html
クロネコ社長のインタビュー。たいへん示唆にとんでいるので、ぜひ最初から読んだ方が良い。復興関連などもたいへん興味深いことがいくつもあるけど、ココロに残った部分をメモ。
道を知っているからです - あたりまえのことを熟知することのインパクト
犠牲者が出ていますから、 もちろんよろこぶべきことではありません。 ただ、津波の押し寄せてきた現場で あれだけの人数が働いていながら、 犠牲者が1名だったという事実。 これは奇跡的な数字だと、ぼくは思っています。 糸井 はい。 木川 しかも、助かった勤務中の社員たちは、 それぞれがばらばらに逃げたのかというと、 決してそうではなかったんです。 糸井 どういう逃げ方をされたんですか。 木川 津波で流されたセンターは、 全壊と半壊をふくめて20店ほどあります。 その、なくなったセンターの ほぼすべてのセンター長は、 津波警報が出てから いったんセンターに戻っています。 戻って、 そこで事務の女性とか、 他の社員を逃がして、避難させて、 それから最後に、 自分が自家用車で逃げているんです。 糸井 それはおそらく、 ぎりぎりの行為なんでしょうね。 木川 ぎりぎりです。 そこまで津波が来ています。 でも、逃げ切っているんですよ。 助かっている。 なぜ、助かったのか。 糸井 なぜ‥‥。 木川 道を知っているからです。 糸井 ‥‥‥‥ああーー! そうかっ!! 木川 日頃から走り回っているから、 道のつながりはもちろん、 どういうところが避難場所かも知っている。
ロジスティックがあれば - 全てはロジスティックを抜きに語れない。自衛隊のくだりは、感動的
その一方で、 救援物資はどんどん来るわけです。 水が来る、食料品が来る、衣類も。 そしてそれらは、 およそ物流の拠点にふさわしくない 体育館であったり、公会堂であったり、 学校であったり、 そういう場所へまずは入れ込まれます。 ところが、 そういう場所は中は広くていいんですが、 出入り口が狭いんです。 救援物資はどんどん来るから、 どんどんそこに入れられていく。 そうするともう、 最初に入れられた荷物は出せなくなる。 糸井 ボトルネックだらけになるんですね。 木川 そう。 必然的に「後入れ先出し」になるんです。 後から来たものを最初に出す。 いちばん最初に入れたものが食料品だったら、 賞味期限が切れてしまいます。 糸井 うーーん‥‥。 木川 ほしい物が いちばん奥にあるとわかっていても出せない。 それどころか、 奥に何があるのか誰も知らない状況になる。 ... 木川 忘れてはいけないのが、 自衛隊の方々の存在です。 ヤマトがその場を仕切ると決まってから、 自衛隊のみなさんがですよ、 ぼくらの支配下に入って、 指示通りに動いてくれたんです。 これはね、ほんとに‥‥ 糸井 すごいっ! もう、立ち上がって拍手したいですよ(笑)。 木川 ひと言の文句もなしに、 われわれの指示で動いてくださる。 自衛隊っていうのはすごいな、と。
使命、計画書、そして戦略
"善意で山は動かない。山を動かすのはブルドーザーである。使命と計画書は善意に過ぎない。戦略がブルドーザーである。戦略が山を動かす。"
https://twitter.com/druckerbot/status/113930009730752512
データ化
"データ化できないものを考えなければならない。データ化できないものについての配慮を忘れたデータ化は、組織を間違った方向へ導く。"
PLoS oneは、ベータ版じゃなくなってた
http://en.wikipedia.org/wiki/PLoS_ONE
そういや2006のスタート時点ではベータ版だったよな…と思っていたら、2008年でもうベータじゃなくなってたそうな。
WebGL脆弱性への対応状況
http://d.hatena.ne.jp/atsushieno/touch/20110511/p1 http://d.hatena.ne.jp/atsushieno/touch/20110511/p1 https://www.khronos.org/webgl/public-mailing-list/archives/1106/msg00042.html
ブラウザの最近のstable ver.ではWebGLが、offになってることが多いのだけれど、それは5月に見つかった上記のissueのせいだと思われる。で、いいかげんfixされてこないのかな、と思って状況をモニタ。
どうやら、chrome13(beta)では、on にしても大丈夫なようなupdateが施されたらしい。でも、他ブラウザのupdateは見当たらなかった。