小林秀雄全集(第5次)のことなど

クリス・アンダーソンの『ロングテール』の読書から脱線して、ここ数日間は小林秀雄氏にかかわっている。これは梅田望夫さんがブログに書いていた氏の『近代絵画』のことが気になって、1958(S.33)年発行の『近代絵画』を図書館から借りだしたことに始まる。

http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20061228/p1


近代絵画 (1958年)

近代絵画 (1958年)

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[第5次全集]

小林秀雄全集〈第11巻〉近代絵画

小林秀雄全集〈第11巻〉近代絵画

この本は、私も絵が好きなので、時間が許せばゆっくりと読んでみたいと思っていた。このことをきっかけに少し小林秀雄氏の著作を調べ始めると、興味深いものがたくさんあることに気づいたわけである。

勉強不足といえばそれまでのことではあるが、彼の著作の一部はもちろん以前から知っていたが、いままで腰をすえて読むことがなかったのは何故であろうかと、悔しさを感じたほどである。全集も新潮社だけでも5次まで出版されている。第5次の全集は生誕100周年を記念して出されたもの(14巻+別巻2冊+CD)で、2002年に完結しているようである。この全集は非常に欲しくなった。

http://www.shinchosha.co.jp/zenshu/kobayashi/

いつ小林秀雄氏から離れて、『ロングテール』に戻れるのだろうか?