・本意なき事ありともみずきかずいわずしてむつばせ給へ(陰徳陽報御書1190ページ)

・大果報の人をば他の敵やぶりがたし親しみより破るべし佐渡御書957ページ)

・悪鬼入其身はよもそら事にては候はじ(常忍抄982ページ)

・忠言は耳に逆い良薬は口に苦しとは先賢の言なりやせ病の者は命をきらう佞人は諌を用いずと申すなり(大夫志殿御返事1105ページ)

・一生が間賢なりし人も一言に身をほろぼすにや、各各も御心の内はしらず候へばをぼつかなしをぼつかなし(兄弟抄1085ページ)

・わざわいは口より出でて身をやぶるさいわいは心よりいでて我をかざる(十字御書1492ページ)

・若し恩を知り心有る人人は二当らん杖には一は替わるべき事ぞかし(弥三郎殿御返事1450ページ)

・出世の恩のみならず世間の恩を蒙りし人も諸人の眼を恐れて口をふさがんためにや心に思はねどもそしるよしをなす(法蓮抄1051ページ)

・電光朝露の名利をば貪るべからず(持妙法華問答抄467ページ)

・賢人は八風と申して八のかぜにをかされぬを賢人と申すなり四条金吾殿御返事1151ページ)

 「創価王道」「総県長会議での秋谷会長の指導」を読んで。

 昨日、会館にて新任の支部幹部と会った。数名の壮年部とともに、しばし懇談。
 傍らには総県幹部の一人がいた。皆と別れた後、私は総県幹部にかけより、「さっきの新任幹部ご存知ですか?」と聞いたところ「彼は知っているよ。私のところに挨拶にくるものだと思ってまっていたんだよ」と。
 この総県幹部は決して悪い人じゃあないんだけどなあ。
 やはりと言うべきか、みんな自分が気づかないうちに「幹部病」に罹ってしまっている。議員も同じだ。
 「幹部病」「議員病」も先生の指導が身に入らないからなのか。
 油断とも慢心とも言うことは簡単だが、困ったことにこれらの病には自覚症状がないことだ。常に現場の空気を吸う、一緒に汗を流す、現場主義に徹せよ!


  「創価王道」「インターネットに関する覚え書き」を読んで。
 
 去年の暮はDef Techのことで内部の婦人部が盛り上がっていた。その間、いろいろな情報が、FAX、メールで飛び交っていた。大筋は一緒でも、微妙に内容が食い違う。年が明けてからだろうか。徹底事項として「インターネット、メール等でやりとりされた情報を、会合等での指導に用いないこと」とあった。対象は県幹部以上。最初は幹部に対する注意であったはず。さて、ここからが悪しき打ち出し主義のあわれな結末となった。
 「インターネット上の学会情報は創価学会HP以外は信用してはならない」なんてことになっている地域もあった。
 どこかで精神のねじ切れた野郎が、またバカなことを言う、そう思っていたのだが、「名字の言」を読んで落胆。
 そのうち、「ネットをやっている学会員はおかしい」なんて言い出す奴もでてくるのか。
 情報は、組織の幹部からありがたく話を聞けばいい?冗談ではない。
 再就職したうちの壮年部は今、パソコン教室に通っている。悪戦苦闘しながら「50の手習い」で辛酸を十分すぎるほど味わっている。「キーボード 叩いてみても 意味不明」なのだ。ネットは知らない、メールも打てない幹部は少しは彼を見習ってほしいものだ。