サインの話。

先日、ヤフーオークションでサインを落札しましてん。ホンマはサインいうもんは、直に貰うさかい値打ちがあるいうもんやねんけど、文化果つる四国・高松のようなところに住んでると芸能人が歩いてるなんて滅多にないさかいね。買いましたがな。値段は言えへんけど(笑い)。

そういえば、今までおれが持ってる有名人のサインいうたらパッとしませんな。サインくれはった方には申し訳ないねんけど、別におれが「くれー!!」いうて頼んで貰ったわけやないさかい。CDとか本買ったりして特典でついて来るいうのはちょくちょくありまんな。おれ、何でか知らんけど加藤登紀子さんのサイン持ってんねん(笑い)。特典やったんかぁ。

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写真:中日時代の星野監督のサイン。ヤフーで落札。


「この人のサインが欲しい!」いうのはあんのよ。例えば、落語家やったら、何というても上方落語の神様・米朝師匠やね。それから米朝一門の色物落語家・月亭可朝師匠(この人の場合は師匠ではなく“支障”とも書く)、八方さんも好きやから欲しいなぁ。歌手やったら、おれにとっての音楽の神様・小田和正氏。長いことファンやってんねんけど、サイン持ってへんねん。どんなサイン書いてはるんかは知ってんねんけどね。それから大阪代表では、たかじんのサイン欲しいね。でも、たかじんに「サインくれー」いうたら殴られそうやんな(!!)。女性ではやっぱり長谷川京子ですよ(笑い)。「すんまへんけど、サインの横に“京雅さんへ愛をこめて”って書いてもらわれへんかなぁ」とかアホなお願いしそうやけど(ちょっとアタマおかしいんかなぁ)。エビちゃんもくれたら嬉しいなぁ。今のところサインが欲しい思う有名人はこれくらいやね。野球選手は特に欲しいとかは思わへんね。阪神かて別にねぇ、金本・下柳やったら欲しいかなぁ。

おれも仕事柄、年に何回か「サインしてもらえますか?」言われることはあんのよ。もらっても大した価値はないねんけどねぇ(笑い)。ありがたくさせてもらいますけど「サインは断ったらいかん」いうおれの師匠の教えですわ。京蔵師匠いうたら我々のスターみたいな存在やさかい、教えは守ってます。数でいうたら小京想時代は多かったですな。あの時は結構、売れてたし、よう落語会にも出してもろてたさかいね。「藝人、サインを求められる内は華や」思うて、これからも細々と頑張って行きますわ。お知らせ!3月にはネタ下ろしします!!