チェンジした落語家

衆議院総選挙の投票日。期日前投票を済ませ、やって参りました道頓堀・大阪松竹座。今日、ここで、落語家の桂春菜さんが改め三代目桂春蝶を襲名しはります。口上に並ぶ面々も鶴瓶師匠に、三代目、そして東京からは金髪豚野郎こと春風亭小朝さんと豪華です。

開演前には、劇場前で鏡割りと御挨拶、そして大阪締めでお祝い。さすがは松竹が仕切ってるだけあって、華やかなオープニングです。

今回は簡単に演目紹介。

「春菜改メ三代目桂春蝶襲名披露公演」 大阪松竹座・昼の部

  • 中入り

温かな雰囲気の襲名披露公演でした。口上での鶴瓶師匠と小朝さんの掛け合いで、ちょっとドキッとしましたが(笑い)。今回三代目を襲名された春蝶さんは、襲名までに色々とトラブルもあり(角座のことや車上荒らし)、ようやく襲名の運びとなりました。二代目春蝶さんは実のお父さんでなかなかの活躍をされ、当然生前のお父さんのことを覚えている人もぎょうさんいてるわけで。色々と比べられ、春団治師の言葉を借りると「いばらの道」がこれから続くとは思いますが、華麗に蝶のように飛び越えて欲しいもんやなぁと一落語ファンとしてそう思います。なかなか結構な一日でした。しかし「春蝶」とはええ名前やなぁ。

(余談)レツゴー三匹は約15年振りの漫才やそうで。間が空いたりしたけどご愛敬。貴重なもんが見れました。おなじみ・ツカミの自己紹介も期待通りでちょっと幸せな気持になりました。こういうのってええなぁ。