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2018年01月19日

神の手●ニッポン展兇帽圓辰討た!

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会期末ギリギリセーフで行ってきました、「神の手●ニッポン展供廚任瓦兇い泙后

会期末にもかかわらず、いや会期末の休日だからこそか、早く行ったものの途中から人出の多さに閉口しました。人気のある展示会なんですね。

「人間技とは思えない 神の手を持つ日本人作家の合同展」

と銘打たれた展示会ですが、いやー、凄かった。とにかく手仕事の異常なまでの細かさには驚きました。

わたしは絵画よりこういう手仕事を眺めるほうが面白いみたいです。


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エッグアーティスト・遠藤一恵氏の作品。これ卵の殻を加工して作っているんですよ。加工前の卵がどんなものか展示してありましたが、鶏の卵も使うみたいですがかなり小さい、エミューとかの卵だと長さ10センチと大きい。


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ペーパーアーティスト・中山ゆかり氏の作品。名前の通り紙だけ使って作っているんですが、かなり立体的。躍動感まで表現されています。


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水引工芸家・内野敏子氏の作品。水引って香典とかに結んであるあれです。結ぶだけじゃなくて、いや結びの技を多用しているんですが、鳳凰まで作っちゃう。


他にも、写真が撮れなかったんですが、間取りアーティスト・タカマノブオ氏、墨絵アーティスト・西元裕貴氏の作品が展示されていました。

いつまでリンクが生きているか分かりませんが、新潟三越のリンクを一応貼っておきます。


<神の手●ニッポン展供

http://niigata.mitsukoshi.co.jp/contents/171030kaminote.html


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おまけ。お土産に買った絵はがき。水引のオブジェのようです。

2017年12月08日

草の花(福永武彦/新潮文庫)

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忘れもしない。

キョースケがまだ汚れを知らず清らかで初々しい15の歳の冬、高校受験のため、某私立高校の過去問に挑んでいた時のこと。

この「草の花」が国語の例題に取り上げられていたのである。出題範囲はもううろ覚えだが、こんな感じだったような。


 その時だった、僕はふと思い出した。H村の岬の桟橋に妖しく燦(きらめ)いていた夜光虫の仄蒼い光を。それをじっと見詰めていた僕と、何にもならないのに、何にもならないのに、と繰り返した藤木の言葉を。その記憶が、ふいと落ちかかって僕の心を貫き、僕の足をよろめかせた。

 何にもならないのに、―――僕の藤木に寄せた愛がどんなに大きかったとしても、それは何にもならなかったし、愛を拒んだ藤木も、空しく死んでしまった。愛も、孤独も、執着も、拒絶も、遂には何にもならなかった。愛することも生きることも、みんな空しいことにすぎなかった。誰も愛することの出来なかった藤木、決められた道しか歩けなかった藤木、そしてその藤木をあんなにも愛していた僕。

 オリオンの星座が、その時、水に溶けたように、僕の目蓋から滴り落ちた。


「……は?」


こ、これはどう読んでも男が男に……というふうにしか感じられないではないか。キョースケは戸惑った。混乱した。もう一度読み直した。まだ汚れを知らず(以下略)キョースケは同性愛という存在すらよく把握していなかったころですぞ。うぬう。某私立高校め。清純な受験生を心理戦でゆさぶろうという策略か。

上記は主人公愛する藤木が死んでしまった場面なんだが、物語はだいたいこんな感じ。


サナトリウムで「私」は彼と出会った。半ば自殺のように危険な手術を自ら望み、そのまま帰らぬ人となった汐見茂思。 「私」に残された二冊の大学ノートに綴られた汐見の愛と青春に、くっきりと浮かび上がる藤木兄妹は、しかし、兄は病により、妹は畏れにより、彼の元を去った…。研ぎ澄まされたような理知の人、それゆえに孤独にさいなまれた汐見茂思の生き様の物語。


第一のノートには兄の藤木忍、第二のノートには妹の藤木千枝子との愛とその破局が綿々とつづられている。

汐見茂思は18の歳、高校の弓道部の後輩である藤木に恋をした。しかし、汐見はこれをプラトン的なストイックで観念的なものだと信じていて、藤木にも同じような愛を求める。それでいて、部の合宿で藤木と一緒にお風呂には入れないのである(爆)矛盾しているなー。藤木は周囲から子供だ子供だといわれているが、汐見よりずっと汐見の矛盾を知っていたと思う。

つまり肉欲である。

愛するとはつまりそういう欲望を感じることでもあり、それが人間の自然だと思うのだが、どうも汐見はさらにその上の次元を目指した愛を希求しているようなんである。困ったさん。これじゃ藤木がついていけないと思ったのも無理ない。

一方、千枝子とは相思相愛で、兄の藤木よりずっと進展のある恋人同士であったが、やはり最後の一線は越えられなかった。汐見は衝動的に千枝子を押し倒すのだが、途中で止めてしまうのだ。ばか・・・。


汐見の死後、千枝子が「私」に送った手紙がある。


それにわたくしは、このわたくしとして、この生きた、血と肉のあるわたくしとして、愛されたいと思いました。あの方が、わたくしを見ながらなお理想の形の下にわたくしを見ていらっしゃると考えることは、わたくしにはたまらない苦痛でした。わたくしは平凡な女でございます。それをあの方は非凡なように御覧になりました。そのような思い過ごしはいつか覚めるものでございます。わたくしはいつか幻滅の瞳であの方から眺められるのかと思えば、ぞっと寒気立ちました。あの方は夢を見て暮らすかたでございましたし、わたくしは現実をしか見るすべを存じておりませんでした。


千枝子が逃げ出すのもむべなるかな。兄の藤木も同じ思いで、汐見から離れていったのかも知れない。

だが、はたして汐見は夢を見る男だったのか。解説で本多顕彰氏はこう述べている。


そうではあるまい。彼こそ覚めた人だったのだ。ただ、彼は、孤独の中にとじこもりすぎていた。そして孤独のうちに考えてばかりいた。考えていたことは、愛とか信仰とか、戦争とか死というような、青年にとって最も切実な問題ばかりであった。そして、彼のおかれていた環境は、戦争下の日本の環境だったから、これらの問題は、いずれも当面の現実の問題だったのである。


理知的で現実的すぎる汐見。もしかしたら、彼は愛そのものを信じ切れず、ために平凡な人のようにそれに己を委ねきることが出来なかったのかも知れない。

そして、汐見を語る上で欠かせない孤独。彼は終生それに捕らわれていた。それがまた藤木兄妹から誤解を受けるもとになったようでもある。

ここで汐見の部の先輩である春日という人物を引いてみたい。彼と汐見が孤独について語り合う場面があるのだが、そこで春日が述べた言葉が印象に残った。登場したのはその場限りの先輩だが、彼の孤独の深さがうかがわれる名言である。


祈りは神の前にあっては葦のように弱い人間の姿だが、人間どうしの間では、これ以上何一つ奪われることのないぎりぎりの靱(つよ)さを示しているんだ。孤独とはそういうものじゃないだろうかね。


春日先輩も苦しい恋をしている様子であった。


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2017年11月12日

THE YELLOW MONKEY 「オトトキ」を観てきたよ!

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4Pしようぜ!


2017年11月11日(土)映画「オトトキ」公開初日に観て参りました。

たまたま午後に用事ができたので、午前中に観てこようと。この手の映画は上映期間が短いので、早めに観るに限りますね。


THE YELLOW MONKEY 全開!ってな映画を楽しみましたです。


THE YELLOW MONKEY が復活してからの一年間を追ったドキュメンタリー映画でしたが、ああ、裏ではこんなことがあったのかあ、と。4人の仲の良さは相変わらずですが。復活ツアー、ツアー、ツアーの合間に挟まれる4人の本音。カウントダウンでまさかの・・・!プロ根性と絆を見せてもらいました。

エマが作詞作曲したエンディングの曲が良かったですね。もう一度聞きたいくらい。どこかで聴けないかしら。


映画「オトトキ」公式サイト → https://theyellowmonkey-movie.jp/index.html


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2017年11月06日

青を旅する―木村直広 日本画展―に行ってきたよ!

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雨が降る中、初めて行った美術館でした。

「新進作家を育てる」をモットーにしている美術館のため、今回展示されていた作家さんも若い。1993年生まれ、現在東北芸術工科大学大学院修士課程日本画2年だそうであります。新潟県出身。

地元紙で紹介されていた記事をたまたま見て行ったのですが、こぢんまりとしたスペースに青い宇宙が広がっておりました。


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ペンギンの絵を目当てに行ったのですが、ペンギンの絵もよかったのですが、それ以上にウミガメを描いた絵が素晴らしくて見惚れてしまいました。とても神秘的でした。


■知足美術館 → http://chisoku.jp/exhibition/kimura-naohiro2017/

2017年10月13日

35th銀河英雄伝説〜The Art Exhibition〜に行ってきたよ!

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ついに!ついに!先日、行って参りました!

「35th銀河英雄伝説〜The Art Exhibition〜」

いやあ、結構圧巻の展示内容でしたね。アニメの資料の他に小説関連の資料もあって、いろいろ珍しい物が見れました。久しぶりに萌えた展示会でした。


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ここが会場入口。右へ行くとフォトスポットが、左へ行くと展示資料があります。やたら勇壮なクラシック音楽が鳴り響くなかで鑑賞。


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フォトスポット.薀ぅ鵐魯襯箸肇屮螢絅鵐劵襯函


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フォトスポット▲筌鵑肇劵紂ベリオン


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フォトスポットなんと司令官席まで。キルヒアイスらに囲まれてラインハルト気分を味わえるらしいです。

わたしはひとりで行ったので写真の撮りようがなかったのですが・・・実を言うと、恥ずかしくてひとりでは座れませんでした(笑)


ここからは展示内容で、写真撮影が可だったところ。


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帝国軍(上)と同盟軍(下)の戦艦模型。この他にブリュンヒルトとヒューベリオンの模型もありました。グッズ売り場で買えるようでした。


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加藤直之氏がライブペインティングしたというブリュンヒルトとバルバロッサ。


アニメの資料が大半でしたが、田中芳樹氏の生原稿なんてものまで展示されていました。

わたしはアニメは所々しか見ていないんですが、つまりはどちらかというと小説ファンなんですが、結構楽しめました。やっぱりアニメのイメージがこんなわたしでも強く印象にあるからなんでしょう。

関係者限定のグッズなんてものまであって、あ、涎が・・・。


キャラクター毎のセル画や設定画が飾られていましたが、

邪気のない笑顔で微笑む少年ラインハルト

セル画には胸がきゅんきゅん・・・(笑)

あとはメカニック関係の資料にもスペース割いていましたね。


宝塚で銀英伝の舞台を何回かやったらしいのですが、その資料(台本など)も展示されていました。その公演の中に「オーベルシュタイン編」というのがあったのは衝撃でした。オベ・・・やっぱり人気あるじゃん。


東京でも開催されます。公式サイトはここ→http://www.gineiden-art.com/index.html


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