京大生がお届けする気仙沼復興への道!!〜震災を超えて〜

2012-01-23

気仙沼市議会議員 守屋守武さんとお話★

市役所でのお話が終わったころ、市役所守屋守武さんがいらっしゃいました。

気仙沼市議会議員の方で、昨夏、まだ気仙沼の屋台村が構想段階にあった時に、私たちがお会いした方です。



屋台村の設立に尽力された守屋さんは屋台村の魅力についても語ってくださいました。

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まずは、
「Aというお店を目当てに行ったら、Cというお店もいいなと思って入店できるところ」

✿屋台村は小路になっていて店と店が向かい合っているところがポイントです!!
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かつて商店街は歩行者優先が当然でした。しかし、車の普及で、向かい合った店の間に大きな道路ができ、車の往来が激しくなると、向かい合った店同士の交流やお客さんの行き来が難しくなって、衰退していく商店街も多かったそうです。

✿屋台村の形式だと、各店の相乗効果でたくさんの人を呼べます。
商売をやっていく自信をここで再び取戻し、希望の場所で店を出せるようなお手伝いができればいい。
それが、守屋さんの想いでした。




「村」だから、自分さえよければいい、という考え方がない。

「屋台村で購入したものであれば、屋台村の他のお店で食べることもできる」というルールがここにはあるそうなのですが、


屋台村にあるお店全部が一体となり、協力し合えたからこそ生まれたルールだと思います。


近くにできた仮設の商店街、南町紫市場とも、お客さんの交流が盛んだと聞きました。屋台村に来た人は、屋台村全部を楽しめるし、南町に来た人は南町全体を楽しめる仕組みだなぁと、なんだかわくわくします。


✿また、「村」を盛り上げるために、各店一つ一つが経営努力を積み重ねていらっしゃるそうです。


経営ノウハウを学ぶ会や、料理を学ぶ定例会、八戸の屋台村での体験実習、そして最も大事な、お客さんに対する店主としての心構えの講習など…。



そういえば以前、私が参加したとあるセミナーで、お客さんを増やすには秘訣がある、と聞いたことがあります。

どんなお客さんに利用してほしいのか、ターゲットを絞り、むやみに手を広げないこと。

「これ、いかがですか」と売り込まない。お客さんに提供するのは、店にある「物」ではなくて、その物が与えてくれる「価値」だということを忘れない。



一つ一つのお店が、仕事帰りの人へのお疲れ様の気持ちであったり、ご飯のお供に欲しくなるものであったり、初めて来た人を楽しませることであったり、お店の物がもつ「価値」を見直し、磨いていくことで、屋台村全部の魅力が10倍20倍になるのだと思います。



✿屋台村に関しては、12月5日(屋台村オープン)のブログで紹介させてもらってますし、また今後のブログでも、アップしていきたいと思います〜。





さて、屋台村のほかにも、

守屋さんは、一般社団法人 気仙沼復興協会(KRAの立ち上げにも尽力されています。


これは、気仙沼市からの委託を受けて、被災者自身が雇用創出を目的に設立した団体です。


気仙沼被災者が自立していくために頑張ることが、ボランティアしてくれた人への恩返しになる。」


そうおっしゃる守屋さん。

現地の方のこういう思いをお伺いすると、みんなが一緒に笑える日まで、気仙沼でお手伝いしたい、という気持ちになります。




最後に、「被災地観光」についてどう思われるか、お伺いすると、

「観光というのは、今年も来年も同じところにはいかない。
行ったことがないところに行ってみるのが観光。

 行った人がその地の良さを別の人に伝え、その人がまた来てくれる。
 特に地方の観光地は
 一期一会の気持ちで、来てくれる人を広げていくしかない。

 一方、被災地観光は「リピーターが呼べる」

 復興過程をずっと見守っていきたい、そういってくれる人がいる。そういう人が気仙沼のリピーターになってくれるんだよ。」



たくさんの人が被災地を訪れて、その地の魅力を発信しつつ、今後もずっと被災地を見守ってくれる可能性がある被災地観光には、期待をされていました。




雇用から観光まで、気仙沼を将来にわたって見通し、どんどん実行に移していく守屋さん。

守屋さんのエネルギッシュな言葉と姿に、元気をいただいた時間でした。

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