浅井了意『京雀』寛文四年(1665)全七巻 ※大興寺の記述はなし
著者は浄土真宗の僧。一条より九条まで、西の朱雀より東の京極まで町並を書き続け、由縁あるところにはその故事を書きつけたもの。たてよこの通り毎に町名を並べ、そのところの商売を記す。俳句、和歌などは入れず実用的。挿絵には多くの店頭風景を画く。当館本は寛文5年刊の山田市郎兵衛の版だが、この山田版にも4種ほどあり、書肆名を入れ木した田中文内版、増補改題した『都ひとり案内』もある。『京雀跡追』 はその補遺。
・国立国会図書館デジタルコレクション - 京雀 7巻
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2606985
- 巻第一目録
- 序
- 巻第五目録 東より西へよこ町動
以下、項目が設けられるも目録に記載されず
- 巻第六目録 東より西へ横町