最近読んだ本 これはドラマガ,桜ish1,倉田くん3

帰りの北神急行で隣に座っていた人が俺の妹がこんなに可愛いわけがないを読んでいました。彼はカバーを外して普通の小説を偽装していましたが、それが電撃文庫の装丁であることは全部まるっとお見通しだ!残念、(`・ω・´)キリッ!
俺妹はほんと人気あるな、と思いました。

これはゾンビですか? はい、季節の宇宙生物だす

著/木村心一 イラスト/こぶいち むりりん レーベル/富士見ファンタジア文庫

ドラゴンマガジン2010年7月号ふろくの短編で、これはゾンビですか?がいかにしてアニメ化されるに至ったかを描いた作品。まさかハルナたちの冒険が実話だったなんて・・・・・・
むりこぶのイラストも秀逸。

桜ish チェリッシュ -推定魔法少女-1

著/一肇 イラスト/三杜シノヴ レーベル/角川スニーカー文庫

タイトルは「桜ish」で「チェリッシュ」、著者は「にのまえはじめ」と読みます。この名前、絶対にどこかで見た事あるはずなんだけど、容量が猫脳ではないかと一部噂されているぱにーに(=゚ω゚)ノの脳細胞では思い出せませんでした。
主人公は根暗な男の子。彼が世界に選ばれてキャピキャピ(死語)な魔法少女な恋天使(ラブエル)チェリーへと変身し(同一の意識は持つものの別人格)、悪そうな秘密結社と戦うお話。
変身前と変身後のギャップが面白かったのと、主人公が魔法少女である事や何のために戦うのか、自らの恋などに悩みながら成長していく王道ストーリーも好みでした。
特に主人公が自分以外に向けられている好きな子の恋心を守るためにお前を倒すと宣言する終盤の一番の見せ場は、泥臭いけど熱血な主人公で格好良かった。
結構面白かったです。

オトコを見せてよ倉田くん! 3

著/斉藤真也 イラスト/フミオ レーベル/MF文庫J

二股かける男が真面目だとか何の冗談かと小一時間問い詰めたい(`・ω・´)

問題を解決できるなら傷つけても憎まれたってかまわない。
その先に久遠との本当の関係が築けるなら、オレは笑って血を流せる。

って主人公が(`・ω・´)キリッするシーンとか、ならご託並べる前にさっさとその不実な二股を解消しろやって思うわけで。
一時が万事そんな感じで、主人公の言動が軽いし浅いし、そしてズレてると感じました。さらにそれが周りからマンセーされるのも何だかなぁって。
何の取りえもない優しいだけの主人公が次から次へとモテまくって、gdgd決断せずに優柔不断に引き伸ばしながらハーレム作るタイプの話は嫌いです。主人公にモテるだけの何かが感じられればそうでもないんですけど。
あと戦闘があまりにしょっぱい。
「猫又流仙術・疾風迅雷!」
とか言ってすげー必殺技が出て敵をなぎ払い、敵は同じように技名叫んでそれを超える必殺技を使ってきて、さらにそれを超える必殺技で敵を倒すとか、それもう別に戦闘シーン書かなくていいよね?ってレベルです。