魔女にタッチ! 3

著/鏡裕之 イラスト/くりから レーベル/HJ文庫

シリーズ最終巻。
お風呂でLカップ超乳おっぱいでパイズリしたり、乳首咥えて舐めまわしたり、おっぱい洗ってあげて後は流れでお願いします的に激しく揉みしだいたりと、一般向けライトノベルでここまでやっていいの?というくらいに限界に挑戦した作品。というか多分アウトだと思いました。少なくともR15指定くらいはかかりそうなくらいに。そういう区分が書籍にあるのかは与り知りませんけれども。
他にもオッパイビンタしたり、お風呂で妹のDカップおっぱいをメジャーで計りながらメジャーで乳首を弄って勃たせた後に乳首に吸い付いて舐めまわしたり、さらにIカップ爆乳生徒会長も読んでピッタリチビT(ノーブラ)のままお風呂に入ってもらって濡れてさらに肌に密着したのを揉みしだいて乳首を立たせてから脱がして乳首吸って激しくおっぱいを揉んだりします。
ほんとここまでやっていいんだなぁと思ったし、むしろこれはエロ本だろうと小一時間ry
話もそれなりにちゃんとしてて面白かったです。主に性的な意味で。

こいびと以上、ともだち未満 1 はぶてる彼女

著/みかづき紅月 イラスト/双龍 レーベル/集英社スーパーダッシュ文庫

訛っとるって言うな! 方言少女はカワイイ!!
東京からド田舎に引越すことになった空野雅久斗は、若村長を務める荒ぶる“エセ文学少女”王寺真姫、“芸術は爆発”がポリシーの岡本葉南、自称“(エロ?)本のソムリエ”夏山あおゐ(巫女)など、濃すぎな住人たちにカルチャーショックを受ける。果たして雅久斗は田舎の生活に馴染むことが出来るのか!? 田舎的まったり青春ラブコメ!!

http://dash.shueisha.co.jp/_koibito/index.html
CLOWNさんから借りました。
「はぶてる」は広島弁でおこるとかすねるとか頬を膨らませるとかぷんすか!的な意味だそうです。
ヒロインの王寺真姫たんが頑張りやさんでとても可愛かった。頑張りやさんな女の子は大好きです。ぺろぺろしたい(*´ω`*)  しかも田舎娘で方言ッ子。田舎のしきたりに辟易しながらもその中で懸命に生きる田舎っ娘を、へたれシティボーイ(死語)が都会的な価値観で優しく包んであげてモノにしちゃう、そんな素敵なお話です。夢があります。
真姫たんがとても可愛かった。ぺろぺろしたい。べ、別にぱにーに(=゚ω゚)ノが福井のド田舎生まれだから下駄履かせてるわけじゃないんだからねっ! 真姫たんは可愛かったし、田舎の閉鎖性とか排他性、その中で生きる少女の輝きをテーマにしたストーリーも好みでした。
ちなみに福井弁は関西弁と似かよってる感じです。この作品とは何の関係もありませんが。
閑話休題
タイトルの「こいびと以上、ともだち未満」はイマイチよく分りませんでした。普通に友達以上恋人未満のような。最初は真姫が恋人以上で、セカンドヒロインが友達未満(動物扱いされてたので)かなとも思ったんだけど、最後のところで否定されちゃったしね。という訳でそこだけシックリ来ませんでした。イラストも可愛かった。

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 1

著/鈴木大輔 イラスト/閏月戈 レーベル/MF文庫J

CLOWNさんに借りました。略して「おにあい」らしいです。
起承転結の転に入ったところで終わってます。後書きによると1巻発売時に2巻原稿が完成していたという事なので上下巻の上巻の位置づけっぽい。
以下ネタバレがあります。致命的なネタバレなので微塵でも読む気のある人はスルーしてくださいね(・∀・)
とりあえずタイトルが凄い。表紙も妹で一見お兄ちゃん大好きな妹視点のタイトルなんだけど、読み進めていくと実は兄視点のタイトルなんじゃね?とダブルミーニングっぽい意図が見え隠れする絶妙なひねり具合。だってほら別にこのタイトル、「私のお兄ちゃん」とか「好きな人はお兄ちゃんだけど」とかなってないでしょ? 俺はお前のお兄ちゃんだけど愛があるから妹だとか関係ないよねって感じで。これだけ長いタイトルなのにわざと主語がボカしてあって、内容面からもお兄ちゃん(主人公ね)が妹に対して家族以上の好意を持っていることが直接的にも間接的にも何度も描写されていることから上記の様な意図があるのではないかと推測されます。着物の襟元から覗く首筋を見てエロイ気持ちになったり、天然が意図せず言ってる振りして実は妹が好きで好きで堪らない本心を伝えてたりしてるし。
そしてここで超絶ネタバレなんですが、双子の妹は実は本当の妹ではありません。これは主人公だけが知ってる秘中の秘という設定で妹も知らない事実です。ここで気になったのが、主人公が妹に対して異性としての愛情を持っているにも関わらず、妹の露骨な好き好き光線に対して上記の様に実妹で無いと知っていながら好意を拒否している理由が何なのかという事。
離れている間に美しく育った義妹を好きになってしまった自分自身に対する戒め、妹が唯一の親族である自分に対して親を重ねることで親への愛情を勘違いしてしまっていると思っている、妹と好き合うという世間体の悪さやインモラル、義妹が可愛すぎて受け入れたら最後止まらないであろうという確信などなど、どれが正解ってのは無くて色んな感情がごちゃ混ぜになってあるとは思いますが、少なくとも主人公がちゃんと相手の想いに気付いていて、そして自分自身も相手に対して恋心を抱いていることを理解しているのが他のラノベとは違ってて良かったかな、と思いました。


今回なんでこんなに長々と書いてるかと言うと、べ、別に面白かったと思っていろいろ書評見に行ったらぼろんかすにけなされてて悔しかったからなんじゃないんだからねっ!
http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/books.php?id=26834