女帝・龍凰院麟音の初恋 3

著/風見周 イラスト/水月悠 レーベル/一迅社文庫

「うるさいうゆさいうゆしゃーい! 口答えするにゃれら愚かにょもめー!」
龍凰院麟音の元婚約者にして文武両道イケメン御曹司でひんぬー教徒(ヒン〇ー教徒とは関係ありません!)な天王寺翔とのバトルに破れた変態主人公は、ひんぬーお嬢様と巨乳お嬢様とのハーレム三角関係を維持する事ができるのか!という感じのモテナイ男の子に夢を与える素晴らしい作品です。
しかし微エロラノベの割りにイラストはそんなにエロく無いんだよね。一迅社もっと本気出せよ(・∀・)

本日の騎士ミロク 5

著/田口仙年堂 イラスト/高階@聖人 レーベル/富士見ファンタジア文庫

CLOWNさんに借りました。
ベト神聖国編後編。ゾンビの大群に占拠されたベト王宮を解放し奪われたベトの秘法を取り戻すお話です。剣と魔法と竜の中世ファンタジー
4巻で新たに仲間になったディアートはじめ赤目隊それぞれにちゃんと能力を生かした戦闘の役割が与えられている戦闘シーンが相変らず魅力的でした。アーニィがゴーレムを撃破するところだけ、ちょっと描写が薄くて倒せた理由が分からなかったかな?と思ったくらいで。
テーマは仲間。
赤目隊の信頼関係を描写しながら、ミーヤー姫を守る最強の戦士ヴィジャが、自分一人でなく仲間とミーヤーを守っていくんだと言う決意に至るまでの心の変遷を描いた作品です。
作者が気合入れてるシリーズというだけあって、良質の中世ファンタジーで面白かった。

まよチキ! 5

著/あさのハジメ イラスト/菊池政治 レーベル/MF文庫J

CLOWNさんに借りました。
中身スカスカ。読まなくても全く支障ない巻。最後の最後240Pの第6章(約20P)だけ読めば事足ります。前巻のスバルの告白も壮大な釣りでなんだかなーって。ほんと中身なくて読むのがしんどかった。続けてまとめ読みしてるからか、同じキャラが同じような会話して同じような展開になるせいで飽き飽きして読むのに時間がかかりました。しかも他の作品でもありそうな薄っぺらいネタばかり。1巻読んだ時は面白かったんだけど、既に引き伸ばし感でいっぱいの作品です。MF読者的にはゼロの使い魔の10巻あたりのgdgdを想像してもらったら分りやすいかと。あっちの方がまだ話が進んではいたからマシなレベル。もうすぐアニメ化するんだからもうちょっと内容面で頑張って欲しい。