C3−シーキューブ− 2

著/水瀬葉月 イラスト/さそりがため レーベル/電撃文庫

アニメ化したので積読を崩し中。
1巻の感想でタイトルの3つのCが分かりませんって書いたんですが、表紙に載ってました。めんちゃい。「Cube×Cursed×Curious」です。訳すと「立方体×呪われた×好奇心旺盛な」ですね。
2巻は入れ替わりもの。マスターとスレイブが入れ替わってます。
思い返せば序盤から入れ替わりの伏線が色々と張ってあるんだけど、さらっと書いてあるのでネタバレまで入れ替わりに気付けませんでした。
ヒロインたちは可愛いし主人公が分別付く子なのでストレスなく読めます。
シリアスとコメディのバランス感覚がよくて文章技術もありとても面白かったです。
1巻で主人公と出会ったフィアが、2巻では恋を知り始めます。ラヴです。新ヒロインが出たもののハーレムには入らないのがMF文庫Jと違うなーと感じました。
フィアちゃんが可愛かった。あほー。呪うぞ。
さそりがためさんのイラストもとても可愛かった。特に表紙のフィアたん可愛いでつ(*´ω`*)ぺろぺろしたいお・・・・・・(*´ω`*)フヒヒ

C3−シーキューブ− 3

著/水瀬葉月 イラスト/さそりがため レーベル/電撃文庫

フィアたち呪われた道具を「禍具」と言います。読み方は「ワース」です。マジアカで出ます。
真面目ないいんちょーさんが実は制服の下はおまたにチャックの付いた黒革ボンデージで、毎夜革のベルトに縛られてはアヘアヘしてて、好きな男の子の前で激しく縛り上げられて白目剥いて涎垂らして気絶するシーンはとても興奮しました。
フィアはじめヒロイン達が少しずつ成長して行くのを見るのが楽しい作品。フィアたんが色んな疑念にさいなまれながらも頑張って自己認識の危機を乗り越えたのと、悩んだ末に錐霞(アヘアヘいいんちょーさん)が決意したシーンが凄くかっこよかった。
相変らず伏線の張り方がとても上手です。
コメディパートで防犯カメラの向きを変えるシーンが凄く自然にあったんだけどそれがちゃっかり本筋に絡んでたりと、意味の無いコメディパートでページを稼ぐライトノベルが多い昨今、非常によく練られてる作品です。あ、銀のクロスのネックレスは伏線かなってのは気付きました。ほんの少し描写に不自然さを感じたので。その意味するところまでは種明かしまで分かりませんでしたけど。
「ビブオーリオ家族会」なる敵対組織が新たに登場。禍具を神と奉る狂信者集団で、根本からして思想が違うので分りやすい敵となってます。もちろん互いに分かり合うこともなく戦って、最後は今まで関わってきたみんなの力で強大な敵を倒すのもいい感じでした。王道です。
さそりがためさんのイラストもとても良かった。
表紙のフトモモまぶしいフィアたんとか、腰までスリットのあるノーパンチャイナ服フィアたんとか、黒川ボンデージにワイシャツ羽織った錐霞とか、すっぽんぽん黒絵(新キャラ)とかとても良かったです。あとぱんつ見せ過ぎわろた(*´ω`*)
あほー、呪うぞ!(>_<)
面白かった。

C3−シーキューブ− 4

著/水瀬葉月 イラスト/さそりがため レーベル/電撃文庫

嬉し恥ずかし高校生活における代表イベント体育祭のはずなのに、殺したり殺されたりしてました。表紙やカラーイラストと本文のギャップが半端無いです。
1巻で出会い、2巻で恋を知り、3巻でアイデンティティ・クライシスを乗り越え、4巻では誰かを傷つけるためでなく大切な人を守るために力を振るう事の素晴らしさを知ります。フィアたんが少しずつ成長していってるのです。
そんなフィアたんがとても可愛かった。チア衣装の似合いっぷりときたら「私のペロペロ力は530000です」とか言いたくなるレベル。ドラゴンボール知らない人には通じませんねごめんなさい。
ストーリー的には前巻から出ていたビブオーリオ家族会のボスとその象徴たる禍具を激戦の末撃破します。新キャラも登場したものの壊れちゃったり生死不明だったりと、ハーレム要員になりそうでなりません。さすがMFとは違います。結構ガチのバトルもの。
あほー、呪うぞ!(>_<)
面白かった。