最近読んだ本 中妹6,豚は飛んでもただの豚?2,つきツキ3

暴風雨でぱにお農園が大被害・・・('A`)
さやいんげん、やっと芽が出て伸び出して来てたのに・・・
ネギは軒並み折れたからまだ早いけど諦めて収穫。



最近はMF文庫Jばかり読んでます。
MFの積読を全部崩そうかなと決意したようなしてないような。
MFで積んでるのはあと15冊くらいなのでその気になればすぐになくせるはず('ω'`)
と言うわけで4月もMFで。
まぁ毎月MFだけで5冊以上買ってるので減ったそばから増えていくんですけどね('ω'`)

この中に1人、妹がいる! 6

著/田口一 イラスト/CUTEG レーベル/MF文庫J

第一部「偽妹編」が終了。
今まで電話をかけてきた偽妹が柚璃奈(のもう一つの人格)だったことが明らかになり、最後柚璃奈の人格が統合され安定することで和解し、偽妹騒動は幕を閉じました。
今後物語は「ふうちゃん」なる本妹探しが始まる第二部(おそらく完結編)に入っていきます。物語内が今夏の終わりくらいで、銀杏の散る季節=秋の終わりあたりが終着点のようです。
あと3巻くらいかな?
物語も佳境って書いてたし、あとはふうちゃん見つける&瀬利秘書の陰謀を暴くだけで、しかもその2つがリンクしてそうな感じなので。
最近惰性で買ってたけど、久しぶりに面白い内容でした。
でもコメディパートが相変わらずさっぱり笑えないので、もうちょっと笑いを研究して欲しい。
次巻にも期待してます。

豚は飛んでもただの豚? 2

著/涼木行 イラスト/白身魚 レーベル/MF文庫J

第7回MF文庫Jライトノベル新人賞最優秀賞作の第2巻。
さすがに1巻の作風はちょっとどうかと思ったのか、どんよりと暗かった1巻より少し雰囲気が明るくなりました。
それでもコメディやギャグが全く入ってない非常にまじめな高校生の純愛小説なのでMF文庫Jっぽくありません。いい意味です。
恋の駆け引きって言葉に代表される他者との関係性における好きや愛ではなく、自己の内的なもの、気持ちや葛藤といったものがが主たる問題足りうる若者の恋心を正面から描いた作品で、とても面白かったです。
不器用な男主人公と、長女を好きな男主人公を手助けしていくうちに好きになってしまった三姉妹の三女のダブル主人公制。微妙な三角関係に三姉妹の次女や三姉妹の幼なじみ(男ね)が絡んできて、男2人と三姉妹の不器用な恋がとてもニヤニヤできました。
ともに過去を引きずったダブル主人公が少しずつではあるものの前向きに一歩を踏み出す感じがとても青春ノベルっぽくて良かったです。
ちなみに白身魚さんはけいおん!で人気の堀口悠紀子さんです。

つきツキ! 3

著/後藤祐迅 イラスト/梱枝りこ レーベル/MF文庫J

余りこういうこと言いたくないんだけど、読むのが苦行でした。一生懸命面白いところ探しながら読んだけれど見つけられず、ほんと読むのが辛かった・・・('A`)
まず、こうやっときゃ売れるんだろ的なあざといエロが酷い。もはや主人公って理由だけでしょって感じでハーレムヒロインズがエロエロに迫ってくるライトエロゲスタイル。主人公の事が好きとは言え、一緒にお風呂入ったり、指舐めたり、パンツ見せたり、エロコスプレしたり、腕枕で添い寝しておっぱい押し付けたり、ほっぺにキスしたりキスされたり、おっぱい揉まれて無抵抗だったりetc...さすがにやり過ぎで最早意中の男にはすぐ股を開くビッチと言っても過言ではありません。何ていうか恥じらいが感じられないんだよね。
もちろん主人公はそこまでされても何も気付かないし女の子の気持ちに気付く気すらありません。自分のことしか考えず相手の気持ちなんて微塵も考えようとしない最低野郎です。場末メーカーの売れない萌え系エロゲ主人公まんま。可愛い女の子に主人公だけが好意を寄せられてるのに平然と斜に構えて寒いジョーク言って悦に入るんだけど、なぜか女の子の好感度はガンガン上がるというアレ。
ダラダラと続く寸止めエロ。まさか全部で約240Pの文章の200Pくらいがそんな中身ないすっからかんだけで何らストーリー展開がないまま進むとは思ってもみませんでした。
残りの40Pで自称神のエルニという謎キャラとの「私はみんなと違う存在だから一緒にいられない・・・」→「そんなこと言うな一緒にいてやんよ!」なこれまたありがちなイベントをやるんだけど、エルニの掘り下げをまったくせずにイベントだけやったせいでポカーン状態。
設定全部は明らかにできないにせよ、せめてエルニにどんな過去があったのか匂わす描写くらい入れてくれないと感情移入もヘッタクレも無いというか。
テキストに魅力があるわけでもなく、イラスト以外見るところがありませんでした。
6巻まで買ってあるけど、そこまで気力が持つかな(´・ω・`)
もうちょっとちゃんと作品作りをして欲しい。