普通ではない国日本

日本は世界から見て、不思議な国です。
ワールドカップなどで、他国のチームが一杯来る時、日本人は彼らを応援するよね?

まぁ、直接日本と対決するときはともかく、他国のチーム同士が戦うとき、両方応援する人が多いよね?

野球の国際大会があったとき、台湾のチームはTaipei Chinaではなく台湾と報道してきたことに喜んでいたよね?

でもね、国際的に見るなら、このようなスポーツの国際大会は、その根っこに代理戦争の要素があるため、あまり他国を応援しないんだ。

なのに、日本で試合をするとき、なぜか大勢の日本人に応援されるという不思議な経験を他国から来るチームはするわけです。


日本は大概の訪問者にとってアウェイじゃなくなる可能性のある国なのです。



この珍しい日本人気質、戦後のモノですね。それも明確に徐々に形成されてきたものです。他国と戦わない決意をした日本、他国と戦う必要のない日本だけが、持ち得たものでしょう。

憲法9条の理念は、じっくり時間をかけて、日本国民に染み渡ってきた訳なのです。

いま、世界から、様々な形で称賛されたり、面白がられたりする日本。

これを手放すのが、憲法9条をぶち壊しにする、安保法案と言えるでしょう。

世界から、羨望の目で見られるのと、平凡なただの戦争できる国とどちらになりたいですか?