犬の記憶・最終章

kyukakunonibuiinu1482016-02-08




森山大道ストーカー第1号の奥村は、森山のアパートに押し入り森山に俺の写真を一通り見せた後、目的であった「森山さん助手使いませんか?」などとアホ丸出し下心丸出しの言葉を俺は森山に投げた。森山少しあわてて「助手なんて必要ないさ、自分でぜんぶできるし…」、俺も少しは空気は読める。土下座なんてバカなコトはしなかった。ストーカーやっていたから愛人がいることはわかっていたし、あんな狭いアパートで愛人とよろしくやっている所に助手にウロウロされたら、そりゃ〜困るだろうとワカッタからだ。森山とサシで酒のんで数時間「お話し」できたから、その日から俺は森山大道ストーカーをやめた。写真の女神略奪した。