ジャケ買い百選

Rearities

The Beach Boys / 『Rearities』

「80年代アルバム百選」を発表しようと思って選出してたんだけど、あまりにもアレな内容になってしまったので、ちょっと保留。代わりに、「ジャケ買い」でごまかしてみました。
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初めましての方は御存知ないと思いますが、一応ボク、ビーチ・ボーイズ好きなんですよ。『SMiLE』はまだ買ってませんがね。明後日に日本盤をフラゲする予定です。ちなみに『SMiLE』は“i”だけ小文字なのが1967年からのお約束なので、そこんとこよろしくです。KinKi Kidsは“K”だけ大文字なのが...(以下省略)。

さて、ボクが初めて買ったビーチ・ボーイズ関連商品は、ジャケットに海とサーフボードが写った編集盤(タイトル失念)で、別にどうってことない選曲なんだけど、俗に“レインボーキャピトル”と言われてるレーベルデザインだったり、カラーレコード(blue wax)だったりと、よくわからない仕様を採用したレコードでした。これで、「Surfer Girl」、「Surfer Moon」、「Don't Worry Baby」といった初期の名バラードに出会い、ビーチ・ボーイズにのめり込むきっかけとなったワケです。

そして次に購入したのが、この『Rearities』。ジャケ買いかよ!。名バラードに惹かれたんじゃなかったのか?結局ビキニのブロンド女かよ!。いやまぁ、言い訳させてもらうとですね、このジャケ写、アナログ盤のでかいジャケットで見ると、なかなかのもんだったんですよ。今見ると、さすがに時代を感じますがね。この女の子のお陰で、ボクはビーチ・ボーイズの二歩目を進んだワケだから、今となっちゃ感謝してますよ。

これは21年前の写真なので、もう彼女は結婚して子供の2、3人はいるかもしれない。きっと素敵なおばちゃんになってるんだろうな。どこの誰だか知らないけど、遠い異国の地で、あなたの幸せを願っています。

「Surfer Girl」を聴く度に、このジャケ写を思い出すんだなぁ...。