エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)

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【動画配信中】『イギリス炭鉱ストライキの群像』合評会

 研究会「職場の人権」が主催する合評会の動画が公開されています。当館の館長谷合も登壇。

◆2024年1月20日開催 第231回研究会 報告集
熊沢誠氏最新刊『イギリス炭鉱ストライキの群像 新自由主義と闘う労働運動のレジェンド』を読む
報告者①大阪経済大学 伊藤大一さん
報告者②全国印刷出版産業労働組合総連合会(全印総連)井上俊幸さん
報告者③エル・ライブラリー 谷合佳代子
熊沢誠さんのコメント(24分)
動画は↓

syokuba-no-jinken.org

上記動画は報告者ごとに分割されているので、見やすいです。本書を未読のかたはぜひ、本書をご購読ください。
当館内で割引販売中です!

詳しくは↓

熊沢誠『イギリス炭鉱ストライキの群像』割引販売中 - エル・ライブラリー(大阪産業労働資料館)

新着雑誌です(2024.3.28)

今週の新着雑誌です。

新着雑誌のうち最新のものは貸出できません。閲覧のみです。

労政時報 4074号 2024.3.22 (201458700)

賃金事情 No2888 2024.3.20 (201458643)

労務事情 No1489 2024.4.1 (201458676)

労働判例 No1302 2024.4.1 (201458619)

月刊人事労務 2024.2.25 (201458783)

地域と労働運動 282 2024.2.25 (201458585)

 

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当館資料が掲載された『占領軍による人身被害調査資料集 』第7巻

『占領軍による人身被害調査資料集 』(第2期)第7巻(六花出版)に当館所蔵資料が収録されました。

 復刻された資料名は、

『人間の生命六万円也?! : 占領下の犠牲者を救おう』全国調達庁職員労働組合 1958年発行、という小冊子です。

 このシリーズの紹介を、版元の六花出版(りっかしゅっぱん)のウェブサイトから抜粋します。

[戦後の平和なはずの生活は] 占領軍兵士たちの車両暴走や暴力・武力によって無残に踏みにじられていった。 無抵抗の多くの人命が失われ、遺された家族は喪失と 経済的困窮に苦しみ、からくも生き延びても重い障害に生涯が支配された。

弊社は、今回は、国家補償を求める被害者たちの運動や それを支援した労働組合や法律家、政治家などの記録、また自治体 や官庁からの対応を明らかにする資料を中心にまとめ、復刻する。

知られざる占領軍被害補償運動とその行方を解明し、戦後の闇 を照らし出すことによって現代史研究に新しいフロンティアを拓 く資料集である。

 本シリーズは第1期6巻、第2期3巻からなります。2023年12月から刊行が始まった第2期の書誌情報は下記の通り。

◎編・解説――藤目ゆき(大阪大学教授)
◎体裁――A4判/上製/総約1000ページ
◎揃定価――90,000円+税(税込99,000円) ISBN978-4-86617-230-9

第7巻 国家補償運動資料Ⅰ/Ⅱ
第8巻 駐留軍労働者の被害資料/被害者給付金審査会資料等Ⅰ
第9巻 被害者給付金審査会資料等Ⅱ

 

また、収録資料の詳細がわかるパンフレットは下記リンク先から閲覧・ダウンロードできます。実に多くの資料が収録されており、全国各地で様々な被害があったこと、その被害に泣き寝入りをしなかった人々の闘いが浮き彫りになります。

https://rikka-press.jp/wp-content/uploads/35ea0a38d8ddec5f26f40df39d40b364.pdf

 第7巻は当館で手に取ってご覧いただけますので、ぜひご活用ください。(谷合)

rikka-press.jp

 

新着雑誌です(2024.3.21)

今週の新着雑誌です。

新着雑誌のうち最新のものは閲覧のみです。貸出はできません。

労政時報 4073号 2024.3.8 (201458759)

労務事情 No1487 2024.3.1 (201458635)

労務事情 No1488 2024.3.15 (201458577)

月刊人事マネジメント 2024.3.5 (201458692)

ビジネスガイド No944 2024.4.10 (201458726)

労働判例 No1300 2024.3.1 (201458601)

労働判例 No1301 2024.3.15 (201458569)

季刊労働法 284号 2024.3.15 (201458668)

 

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新着雑誌です(2024.3.14)

今週の新着雑誌です。

新着雑誌のうち最新のものは貸出できません。

閲覧のみです。

労政時報 4072号 2024.2.23 (201458445)

企業と人材 No1133 2024.3.5 (201458478)

人事の地図 No1254 2024.3.1 (201458502)

賃金事情 No2887 2024.3.5 (201458536)

 

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ひびきあう二つの「女工哀史」

 当館資料も活用されたエッセイを寄贈いただきました。それは、かの有名な『女工哀史』(細井和喜蔵著、1925年)のもう一人の作者と呼ばれている、高井としをの自伝『わたしの「女工哀史」』について書かれた歴史エッセイです。

 著者は元教員の阪上史子さんで、阪上さんは『わたしの「女工哀史」』という1980年に書かれた本に出合ったことで、このエッセイを著すこととなったそうです。歴史の教科書にも載っている『女工哀史』は有名ですが、その著者である細井和喜蔵には事実婚の妻・としをがおり、彼女自身の工場体験を詳らかに細井に語ったことで名著が生まれた、ということはあまり知られていません。

 婚姻届を出していなかったために、遺族として『女工哀史』の印税を受け取れなかったとしをは貧乏のどん底で大変な苦労をします。和喜蔵亡きあと、再婚した相手とも戦争中の空襲によって死別し、戦後は五人の子どもを日雇い労働(いわゆるニコヨン)で育て上げたうえに労働運動にも邁進した彼女の生きざまには圧倒されます。そういった高井としをの著作を紹介するこのエッセイは、著者阪上さんの感嘆や怒り・称賛・共感といった感情も吐露され、ご自身の人生とも合わせて読み応えのある記述が展開されています。

 また、戦後、兵庫県伊丹市で自由労働者の労組委員長も経験したとしをを知る古老へのインタビューも行われていて、その短い紹介も書かれています。このインタビューについては研究が進められることを期待します。(谷合佳代子)

<書誌情報>

  • 阪上史子「ひびきあう二つの「女工哀史」」『広島同人誌あいだ』6号、高雄きくえ編・発行、2023年12月

新着雑誌です(2024.2.27)

今週の新着雑誌です。

新着雑誌のうち最新のものは貸出できません。閲覧のみです。

ビジネスガイド No943 2024.3.10 (201458528)

月刊人事マネジメント 398号 2024.2.5 (201458460)

労働法学研究会報 No2806 2024.2.1 (201458494)

労働基準広報 No2158 2024.2.1 (201458387)

労働基準広報 No2159 2024.2.11 (201458353)

労働基準広報 No2160 2024.2.21 (201458551)

月刊人事労務 No420 2024.1.25 (201458437)

 

詳細な目次はこちら

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