ゆとりずむ

東京で働く意識低い系ITコンサル(見習)。金融、時事、節約、会計等々のネタを呟きます。

その想い、つぶやく前に

なんだか、twitter界隈が賑やかになってきましたね。利用者が増えていくのはいいと想いますが、まだまだネットリテラシーが十分でない利用者が、twitterについて誤解したり、大事なところ知らないまま使って、大怪我しないように、老婆心ながら、まとめてみました(`・ω・´)シャキーン

twitterアカウントを教えなければ大丈夫?

ぼーっと、TL見ているとこんなついーとが僕の各方面でりついーとされていました。

TABRIStk:就活でツイッターアカウント見せてくれって言うところがあるってほんとだったんだな。http://www.ikedahayato.com/?p=560

はあ、一昔前は、ブログ面接とかが言われてたこともあるけど、最近はついったアカウントが見られるようになる時代かあ。なーんて思いながらダラダラとRTしたりもしたけれど、



ん・・・。もしかして、twitterアカウントさえ教えなければ、人事にtwitterの書き込み見られたりすることは無いって思ってる??

登録アドレスが分かればtwitterアカウントは特定できる

なんか、意外なほど知られていないけれど、メールアドレスからtwitterのアカウントは検索できる。方法は下記の通り。



「友達を検索」をクリック



Googleなりyahooメールなりにログイン。



そうすると、アドレス帳に登録しているアドレスから、過去にメールのやりとりをした人の中でtwitterを利用している人を検索することが出来る。


つまり、わざわざこちらからtwitterのアカウントを申告しなくとも、もし、twitterに登録したアドレス(ダイレクトメッセージの通知が来るアドレス)で、メールを送信したら、向こう側からtwitterのアカウントを特定できることは可能。

結局いいたいこと

結局のところ、僕がいいたいことは、twitterって、匿名の空間じゃないよ。ってこと。


何気ない、てきとーに思いついただけのことや、ムシャクシャしてつい思わずつぶやいたことでも、そのつぶやきは、初期設定では世界中から見られるし、一度つぶやいた内容を完全に取り消すことは実質的に不可能。つぶやく、なんてもんじゃない。大替えで叫んでいるんだ。


あと、とりあえず、twitterに登録したときのメールアドレスを他で使わなければ、さっきの方法で特定することはできないわけだけれど、つぶやきの内容を見ていけば、誰の発言か特定することは、きっとそんなに難しくない。顔と名前は出ていないと思うかもしれない。でも、出ているのと同じなんだ。


あれやこれやと、脅かすのは自分でも趣味が良くないなあと思う。でもね。文字って、やっぱり面と向かって話すのよりも、細かなニュアンスが伝わりにくかったり、その場では冗談でいったつもりの話が、全然違う受け止められ方をしちゃうことはきっと少なくない。その内容が、世界中に向かって、顔と名前を出して、大声で叫んでもいい内容なんだろうか。「つぶやく」前に、もいちど考える時間ぐらいは持った方がいいと思うな。

後記

確かに、人事のひとがそこまでチェックするんか?っていったら、そこまでせんやろうとは思います。ただ、TLを眺めてたら、なんかあまりにも無防備なツイートが多くて、本当にここに書いた、初歩の初歩の初歩・・・を意識されていない人が多いのかなあと思って、半分自分への戒めも含めて書きました。