中華風ファンタジー『鞠(きつ)』です。
あくまで「風」ということで、提出作品である『星龍井戸譚』よりも世界の構築が甘い感じです。
別に和風でも良かったし、和風FTとして読まれてもかまわないぐらいの、ニュアンス的な話です。
加筆修正しました、もちろん。
提出にいたらなかった理由は、もちろん枚数制限に引っかかったんです(笑)
一回、どうにか規定枚数である20枚に収めたんですが、ヒロインの容貌を削りまくったせいか、読み返したときに「私がつまらない」と思ってしまったので、没。説得力のない絶世の美女とか、傾国の美少女と嫌なんですよ。どれだけ綺麗なのか筆を尽くしたくなるんです。
以下、後書き。
「星」をテーマにした3作品が出揃いました。
ネタ段階も入れれば、実のところ5本分プロットを考えました。
『譲り星』は新しいジャンルにチャレンジ。
『星龍井戸譚』は全力で世界観の構築。
ということを考えると、2作品目『鞠――きつ――』はまさしく中だるみ。
構造は『鳥たちの見た夢』にかなり近く、ジャンルも同じ。
主人公とヒロインの立場も、良く似ていると思います。
『鳥夢』のもう一つのバージョン……と言ってもいいような感じです。
書き上げてから、こういうことに気がつくんですよね(汗)
まだ「覆面作家企画2」の作品を読みきってはいませんが、一段落です。
3月末までに読みきって、4月からはこちらの企画参加させていただきたいなぁ、と思っています。
競作小説企画 -春祭り-
春だなんて、おもわずウキウキしちゃいますねv
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