国立ロシア美術館展と花展


足を引きずって、はしごした二つの展覧会場。
まずは、東京都美術館へ。
「ロシア絵画の神髄」と銘打った、サンクトペテルブルグ国立ロシア
美術館展は、平日のせいか中高年の参観者が目立ちました。


素朴でどっしりとした作品が並んでいます。


  


中でもひときわ目を引いたのが、チケットにも印刷されている
イリヤ・レーピンの「何という広がりだ!」という作品です。
激流の中に立っている若い男女。楽しげで生命力に満ち溢れて
いて、「なんでこんなところにいるの?」なんていう疑問は、
濁流の轟音の中にのみこまれてしまうような迫力でした。


花展はこちらで開催されています。


 


花に関するウンチクが満載、思った以上に楽しめました。
お目当ての青いバラ、ラナイは「青空」の色を想像していたのですが、
実物は「紫」に近いような色でした^^;
それも薄いというか、ちょっと色あせた紫・・・。


青いカーネーションも、やはり紫系。
青という点では、ヒマラヤの青いケシ「メコノプシス」のほうが
言えてると思いました。


興味深かったのが第2会場。
カール・フォン・リンネ博士による生物の分類と、写真展「リンネと
自然の体系への夢」が面白かった!
特に、おしべの数とめしべによる分類の写真には思わずウフッ。


おしべ(男性)が4人にめしべ(女性)が1人・・おお いいねぇ。
おしべ(男性)が12人にめしべ(女性)が1人・・すごいネ。
おしべ(男性)が20人以上にめしべ(女性)が1人・・ うぅ・・・。


ショップで、バラの形のマドレーヌを買いました。
おいしかった!


これから花展に行ってみようと思っていらっしゃる方、
公式ブログを見てから行くと、見どころがわかりますよ。
http://www.hanatenblog.jp/