2日目① 成都 2010年11月11日

昼近くに起きて、1階のバーでコーヒーとヨーグルトの軽い食事(30元)。昨晩カウンターにいた日本語が上手な男性スタッフが、今日は欧米人のゲストとペラペラおしゃべり。中国語も混じりなかなかすごい。「おはようございます。」とお辞儀をして挨拶をしてくれます。チョウさんというその男性スタッフは子供の頃から色々な国で生活したとのことでした。

フロントでツアーデスクのジョイさん(女性です)に挨拶をしました。僕のひどい英文メールを読解して、チベット入境許可証、ラサ迄44時間!の青蔵鉄道の寝台チケット、ラサから成都迄の航空券などの手配をしてくれました。中国のスタッフは英語の名前を使っています。ジョイさんは若くていつもニコニコ笑顔を絶やしません。どんなに忙しくても、シムズのスタッフは皆笑顔。
日本で入金したデポジット1,514元に7,280元をプラス、8,794元つまり、114,322円と結構な額になりました。約2週間のチベット滞在。
しかも、ホテル代(1日1,500〜2,000円くらい)と食費は含まないのです! 普通、ゲストハウスの掲示板で仲間を募り、ツアーを組んで行きます。そうすれば車のチャーター代とガイド代が割安になるわけです。

そう!チベット入境のためにはなんと①ツアーを組み、②ガイドをつける事が、義務づけられているのです。まるで来るなと言っているようなものですね。

両替をして貴重品をあずけ、町へ出てみます。天気はいいけど、かなりホコリっぽい。マスクが欲しいかんじ。そいえばマスクをしている人もいるし、店先に売ってます。
ちょっと行くと食堂があり、とりあえず入ると「コンニチハ!」と若いお姉さんが元気に日本語で挨拶。僕がすぐ日本人とわかるようでした。
チンジャオルースを頼むとこれがボリュームたっぷり。しかもたったの6元。これから1週間ほどの成都滞在時はここで朝食だなと思いました。
お勘定の時10元札を出すと「イーゲンメイヨー?」と聞かれました。1元ある?というわけです。11元わたすと5元のお釣りをくれました。


さあ、また町へ。昭和の2〜30年代の雰囲気(かな?)焼き芋、揚げパン、ソーセージの様な、焼き鳥の様な湯気のたつ鍋など沢山の小さい屋台。天秤棒に一杯の果物、、、、。男性の服装がやけに黒っぽい。スカート姿の女性は殆どいません。華やいだムードは全然ないけれど、アジア独特のある種の生活感。バイタリティを感じます。バイクに車の洪水。横断歩道では四方八方から人とバイクがやって来ます。気を付けてゆっくり歩けば、まあ大丈夫です。行ったり来たりで疲れました。
1日町を歩きまわりました。夜はTVでフィーリングカップル1VS5みたいな番組をやってました。ふー。