リアクション収集

http://asip.tdiary.net/20031124.html#p06

弱い型付けの言語は業務アプリの開発には向かないと思う

基本的には、その通りだと思います*1。問題は、Javaみたいな強い型付けが上手くはまらない領域が確実にあって、そこをどうするのかという話ですよね。永続化レイヤ以外でもGUI絡みでそういう話題もあって、Objective-C界隈でよく話題になっていたような。

*1:Javaでも、かろうじてコンパイル通ったという程度の恐ろしく低い品質のコードが実運用されてたりするだろうしね。そんな現実の環境に弱い片付けの言語なんかもちこんだら一体どうなることやら…と怖いキモチになってしまいます。ハイ。

本質的/非本質的

http://www.tom.sfc.keio.ac.jp/~next/tdiary/?date=20031123#p02

ただまー、Webアプリケーションに関しては、型付けの弱さが「たまたま」システム間(対SQLとか、対HTTPとか)結合の不愉快さにうまく合致しちゃっているというだけな気はするので、あんま本質的な理由じゃないような感じもする。

ヘテロな環境で相互運用性を確保するのにいちいちコネクタを書かなきゃならないとしたら、それはやはり厳しいんじゃないかと思うんですね。UNIXがなんで上手くいったのかという基本に立ち返るならば、相互運用性を確保するためのレイヤで厳密な型付けをするというのは結局上手くいかないんじゃないかという疑いが捨てきれません。

でもまあ、XMLで相互運用性を確保といっても、やっぱりそのXMLの中で型をどうするのかがもめてるわけだから、型付けの問題はどこまでいっても平行線なのかもしれないな。