・カンドレーヴァ「夢のようだ、家に戻れる上にトップクラブのラツィオだなんて!」。一方、ティフォージはジャッロロッソ獲得に抗議(La Lazio siamo noi.it)
-「この新たな冒険をスタートするのが待ちきれない。僕は、トップクラブに到着したんだ」。これは、Radio Manà Sportに出演したラツィオの新戦力アントニオ・カンドレーヴァの言葉である。メルカートの最後に契約が完了し、夢が叶ったカンドレーヴァは感情を露にした。:「最後の時間でラツィオが関心を持っていることを知って、僕はすぐに答えた。だって、ラツィオは偉大なチームであり、トップクラブなんだから。この冒険をスタートするのが待ちきれないよ」。多くのポジションをこなすことのできるカンドレーヴァは、レヤにとって重要な補強となるだろう。:「今はポジションのことは考えていない。大事なことは、ラツィオの選手として良いパフォーマンスを示すことだ。ロマーノである僕にとって、家に戻ってくることができたのは本当に美しいことだし、すごく幸せだ」。
-ロマーノのカンドレーヴァだが、彼はロマニスタでもある。掲示板でのラツィアーリティフォージの反応を見る限り、彼らはカンドレーヴァ獲得に満足していないようだ。:「トッティは生まれつきの伝説だけれど、僕のアイドルはデ・ロッシだ」。これは、カンドレーヴァがユヴェントスに移籍する前に口にしたコメントである。カンドレーヴァの獲得が正式決定すると同時に、ネット上でのラツィオティフォージの間には抗議の声が生まれた。しかし、プロは過去のコメントに関係なく、ピッチ上で自らの価値を示さなければいけない。それは、リヴェラーニの姿を思い出せば簡単だろう。



☆イリ・ターレDS (La Lazio siamo noi.it)
-「(ホンダについて)1月のメルカートの難しさについては既に話していた通りだ。クラブによっては行き過ぎた手段で自らが有利に立とうとするものだし、交渉はこういうものなんだよ。CSKAは、2,3回ほど改善した我々のオファーを受け入れなかった。問題は支払い形式ではなく、提示額と要求額にあった」。
-「(ニウマールについて)2時間ですべてを完了できるのかは疑問だった。だから、我々は別の決定を下したんだ」。
-「カンドレーヴァを獲得したのは、我々の中盤には彼のような駒が欠けていたからだ。彼はウディネーゼ、イタリア代表、ユーヴェでプレイしていたこともあるし、良いキャリアを持っている。我々に貢献することのできる若手選手だよ」。
-「レヤはこれまでの状況がどのように進んで行ったのかをすべて知っている。ラツィオは、欧州でも数少ない重要な額のオファーを出したし、お金の問題ではなかった」。
-「(ティフォージは、シセの移籍金によって重要な交渉が生まれることに期待していたが)それは関係ない。ホンダやニウマールのために提示した金額は、シセによって得られた移籍金よりもはるかに高価なものだったからね」。
-「(シセについて)我々はシセには失望していない。カンピオナート開幕時にも話していたように、当初から我々は彼のイタリアへの適応の困難を予想していたんだ。イタリアに馴染むことができなかったことが、彼が移籍を望んだ要因の一つであることは確かだよ。それでも、彼はゴールこそあまり決めることはできなかったが、8アシストを積み重ねて、偉大な選手であることを示した。シセの移籍は、彼自身が望んだものだったが、すべての面々がしっかりと共有した上での決断だ」。
-「(FW陣について)ケガ人も出ているが、深刻なモノではない。シセの放出を決意したときも、我々はシーズン終了まではこのメンバーで十分だと感じていた」。
-「1月のメルカートでは経済的にも重要な投資を行うつもりだったが、今でもCL出場権を争うための戦力は揃っていると思う。我々はすべての試みを行ったし、ケガ人は可能な限り早い復帰に向けて働き、面白い特徴を持ったカンドレーヴァも手に入れた。シーズン終了まで、3位を争うことができるはずだ」。
-「(余剰人員の放出について)6人の選手が動いたし、大きな仕事をしたよ。戦力の削減は我々の主な目標だった。そして、可能なら重要な補強を行うつもりだった」。