本間正人の学習学「最終学歴から最新学習歴へ」

2016-06-27 住民票を移してなくても投票できます!

http://www.tokyo-np.co.jp/・・・/201606/CK2016062602000116.html

「ちゃんと居住地に住民票を移すべき」という議論も正論ですが、現実問題、今、実家に住民票のある人は、1票をムダにしないためにベストをつくして欲しいです。

今日(6/27)は同志社大学で「政治と民主主義」について講演。もちろん、中立的に(politically neutral)進行しました。巨大な階段教室でも、立ち上がれば前後4人組くらいでダイアローグ、グループワークできます。

恒例の「色のダイアローグ」は「日本の政治と言えば何色?」というお題でした。昨日も、今日も、「灰色、黒」という答えが多かったですね。

「では日本の政治灰色」と、多数決で決めた(!)ところから、人類の歴史が、「武力による統治」(一番、戦いに強い者が権力を持つ。だから内乱の連続)、「血統による統治」(長の息子を後継者にすえて内乱は防げる。でも一般庶民の声は無視される。)、そして「多数決による統治」(一人一票の枠が高額納税者の男性→成人男性→成人→18歳以上と拡大)と進化してきたことを振り返りました。

しかし、「多数決で決めたことが必ずしも正しいとは限らない」ことを、ワイマール憲法下のドイツを例に出して紹介。だって、ナチスドイツは、民主的な手続きで「全権委任法」を通し、政権を獲得したのですから。

学生の間にも、そして、僕達の心の中にも「どうせ政治は変わらない」という「無力感」が湧き上がってくることがあるのは事実。しかし、テラルネッサンスの創設者 鬼丸 昌也さんが「僕達は微力だが、無力ではない」とおっしゃっている言葉を拳拳服膺しながら、参議院議員選挙期間の一日一日を大切にしたいと思います。

講義終了後、7〜8名の学生が僕を囲んで質問に来てくれました。心をこめて講演したので、それはうれしかったです。どのようにすれば、彼らにもっと明るい政治のイメージをもってもらえるのか。僕達の世代の責任は大きいと思います。