春節すぎて初雪
2日ほど前、いよいよ北京で初雪が降りました。
私の知っている限り、春節が明けてやっと初雪が降るなんて初めて。
雪の日ならではの冷え込み方を、どこかほっとした気持ちで味わっています。
青空が広がった翌日、道が歩きやすくなるのを待って、近所を散歩。
だいぶ溶けていますが、やはり雪はいろんなものにヴェールをかけてくれます。
門だけ残って後ろは廃墟となった哀しい四合院跡。
「え、今さら言われたって!」と思ってしまいました。
つまり、「居住エリアでは花火や爆竹に火をつけてはいけな」かったそうです。
でも、掛けているところが控え目すぎて、気合ぜんぜん足りません。いわば「迷える横断幕」。
「掛けた方がいいはずなんだけど、これも文化だし、みんな一年に一度くらいは派手にやってみたいだろうし、禁止なんてきっと無理だよな〜」という人間臭い迷いが感じられて、変にほのぼのしてしまいました。
もちろん、空気をきれいに保つのは大事、なんですけどね……