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本サイトは〈dagboek〉から【本】の情報を抽出した備忘メモです.(三中信宏)

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02-02-2006 進化はハテナ,ハテナはハテナ

[]『藻類30億年の自然史:藻類からみる生物進化

井上勲

(2006年1月20日刊行,東海大学出版会[自然を学ぶシリーズ36],ISBN:4486016440


満を持して新刊.500ページを越す大著.「ハテナ」は?



【目次】

1章 藻類ウォッチング 

   原核の藻類と真核の藻類

   海藻

     紅藻類/緑藻類(アオサ藻類)/褐藻類

   微細藻類

     灰色藻類/単細胞紅藻/クリプト藻類/黄色の微細藻類/珪藻類/黄金色藻・ヒカリモ/サヤツナギ・ウログレナ/シヌラ藻/黄色微細藻類あれこれ/ハプト藻類/円石藻/渦鞭毛藻類/緑色の微細藻類/ボルボックス(Volvox)・クラミドモナス(Chlamydomonas)/プラシノ藻/クンショウモ・イカダモ・アミミドロ/接合藻類(チリモ類・アオミドロ類)/ユーグレナ(ミドリムシ)類/クロララクニオン

   すみかと現象

     土壌藻・気生藻/氷雪藻・アイスアルジー/温泉藻/共生藻/地衣類/HA : Harmful algal blooms赤潮・水の華/有毒藻類/ピコプランクトン

2章 藻類と地球進化・地球環境

   鉄の文明をもたらしたもの

   チョークの中の藻類

   宇宙から見える植物プランクトン

   サンゴの光合成

   海中林と海洋の見えない森:藻類による基礎生産

   炭素循環と生物ポンプ・アルカリポンプ

   高栄養塩・低クロロフィル海域HNLC

   微生物食物連鎖網microbial food web

   マルガレフのマンダラ

   窒素ガスを固定する

   雲を作る−水と硫黄の循環

   石油になった藻類

3章 生命の誕生・藻類の誕生

   原核細胞と真核細胞

   地球の誕生と海の形成

   2つのエンパイアと3つのドメイン

   全生物共通祖先:LUCA

   藻類の範囲

4章 酸素発生型光合成−地球環境を変えた生物進化最大のイベント

   生命の1年暦

   化学合成

   光合成の出現と多様化

   光合成細菌

   光反応(明反応)

   2つの光化学系と酸素発生型光合成

   緑のすきま

   フィコビリン色素タンパク質

   水分解系

   藍藻の呼吸

   炭酸固定反応

   酸素シンドローム

   オゾン層

5章 真核生物・真核藻類の起源と進化

   真核生物の起源

     エオサイト/クロノサイト/ネオムラ

   ミトコンドリア

     アーケゾア/ヒドロジェノソーム:水素仮説とシントロフィー仮説/ネオムラ説におけるミトコンドリアの成立/α-プロテオバクテリアからミトコンドリアへ

   クラウン〜真核生物のビッグバン仮説

     クラウン生物群/プロティスタ

   真核藻類の誕生:藍藻(シアノバクテリア)から葉緑体へ

     葉緑体というオルガネラ/TocとTic:タンパク質通過チャンネル/核による遺伝子略奪/葉緑体分裂装置/葉緑体の遺伝/ライオンの夢

6章 藻類の分類・生活環

   光合成色素

     色による分類(アンテナ色素,タンパク質)/クロロフィルの多様性

   アンテナ色素系

     暗い太陽のパラドックス/「緑のすきま」を埋める:フィコビリン色素タンパク質とLHC/フィコビリン型アンテナ/クロロフィルa/c・キサントフィル型アンテナ/クロロフィルa/b型アンテナ

   葉緑体

     葉緑体の構造・葉緑体包膜トポロジー/チラコイド/ピレノイド/葉緑体ゲノム

   貯蔵物質

   ミトコンドリア

   鞭毛・基底小体・ハプトネマ

     鞭毛軸糸修飾構造/鞭毛小毛/鞭毛鱗片/鞭毛移行帯/ハプトネマ/鞭毛装置/鞭毛変換:鞭毛の「世代」

   光受容装置

     眼点/光受容色素

   細胞外被

   生活環

     胞子体と配偶体/海藻の生活環/紅藻の体制と生存戦略/シスト形成/円石藻の生活環

7章 藻類の多様化をもたらしたもの

   五界説の向こう側

   酸素発生型光合成生物:進化の2つのみちすじ

     細胞と葉緑体の系統/二次共生:クリプト藻にみられる「植物化」の証拠/もう1つの証拠:緑色のアメーバ

   滅び行く核:ヌクレオモルフ(nucleomorph)

   一次植物と二次植物

     一次植物(狭義の植物)/二次植物/「植物化」ということ:葉緑体包膜トポロジー再び/さまよえる葉緑体/クレプトクロロプラスト:進行する葉緑体強奪/三次共生/「のどに刺さった骨」モデル・「半藻半獣」モデル

8章 真核生物の風景

   8つの巨大系統群

     オピストコント(opisthokonts)/植物(Plantae)/盤状クリステ類(Discicristatae):ミドリムシと眠り病原虫/エクスカベート(Excavates):真核生物のプロトタイプ?/ストラメノパイル(Stramenopiles):褐藻の森とミズカビの関係/アルベオラータ(Alveolata):渦鞭毛藻類とゾウリムシとマラリア/ケルコゾア(Cercozoa)とリザリア(Rhizaria):緑のアメーバ・クロララクニオンと有孔虫,放散虫/アメーボゾア(Amoebozoa)

   真核生物の進化仮説

     オピストコント(opisthokonts)とバイコント(bikonts)/コルティカータ(Corticata)・ギムノミクサ(Gymnonyxa)/クロミスタ界(KingdomChromista)とクロムアルベオラータ(chromalveolates)仮説/バイコント=植物説

   八界説・六界説

   真核生物の生き方,藻類の生き方

9章 陸上への道

   緑色植物の2つの系統

     交叉型鞭毛装置とMLS-スプライン型鞭毛装置/フラグモプラスト型分裂とファイコプラスト型分裂/光呼吸酵素と活性酸素除去酵素/時計回りと反時計回りの交叉型鞭毛装置

   緑色植物の分類群

     交叉型鞭毛装置を持つ緑色藻類/シャジクモ藻綱とストレプト植物門/プラシノ藻:緑色植物の原始的藻類群

   陸上への道:緑の覇者

     陸上植物のLUCA/必要条件/陸上藻類

10章 藻類をめぐる地球史

   地球史7大事件

   PT境界

   黄色の海

   渦鞭毛藻vs円石藻vs珪藻

   もう1つのマンダラ

   イネ科と珪藻の共進化

11章 ナチュラル・ヒストリーふたたび

   マイヤーvsウーズ

   ゲノミクス・プロテオミクスの向こう

   新たなナチュラル・ヒストリー

   ファイコロジー(藻類学)とプロティストロジー(原生生物学)

あとがき

参考文献

索引


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