向井透史
（2006年10月1日刊行，未來社，ISBN:4624400593）
【目次】序章 昭和二〇年、早稲田古本屋街消滅
茗荷の名産地に学校誕生 11
カエル鳴く地に古本屋 14
震災後−−神楽坂、新宿そして早稲田 19
本土初空襲一番機、早稲田へ 28第一章 早稲田の三羽烏
競る−−文英堂書店 34
陽光が戻る場所−−三楽書房 45
残影−−二朗書房 57第二章 開店まで
思い出の続き−−西北書房 66
山、継ぎて−−金峯堂書店 71
記憶のふるさと−−浅川書店 76
三畳間の青春−−三幸書房 81
森の出口に−−五十嵐書店 86
けむりの先−−いこい書房 91
記憶と絆−−さとし書房 96
ひとり、告げて−−関書店 101
終わらない物語−−安藤書店 106
住む街の風景−−飯島書店 111
記憶を挿す−−平野書店 116
まわり道−−岸書店 121
浮き草−−古書現世 126
道端で−−渥美書房 131
父の古本−−江原書店 136
いつかの音−−ブックス・アルト 141
星を売る人−−メープルブックス 146第三章 店を継ぐもの−−二代目店主の物語
赤とんぼ−−稲光堂書店 152
幸せのカタチ−−照文堂書店 156
山道のほほえみ−−新井書店 160
消えない虹−−虹書店 164
生活のある棚−−鶴本書店 168第四章 古本市、はじまる
早稲田古本市の源流−−新宿古本まつり 174
古本まつりへの道（五十嵐智さん・安藤彰彦さん） 175
実行委員長・吉原三郎さん（文英堂書店）に聞く 190
〔資料1〕聞き書き 新宿古本まつり回想録 197
〔資料2〕座談会「若人大いに語る」 200
定着へ−−BIGBOX古書感謝市 203
「古書感謝市」誕生（五十嵐智さん・日野原一壽さん） 204
六階以後（飯島治昭さん・東正治さん） 215
発展−−早稲田青空古本祭 222
早稲田青空古本祭誕生（安藤彰彦さん・飯島治昭さん・五十嵐智さん・向井佑之輔さん） 223
記念目録「古本共和国」 228
第一回早稲田青空古本祭 231
雨との戦い 236
史上最悪の古本祭 239『早稲田古本屋街』年表 242
参考文献 246
あとがき 248
早稲田古本屋街店舗情報 253
