「原稿料か,印税か」

商業雑誌に書いたときは「原稿料」,単行本を書いたときは「印税」と単純に考えていたが,必ずしもそうではないことをきのう知った.単行本でも買い取りの「原稿料」として支払われる場合がある.業者丸投げの発注原稿だったら,本であっても「原稿料」というのはありだろうと思うが.原稿料と印税では増刷されたときにちがいが表面化する.いずれにしても原稿執筆という “労働” の対価をもらうことは心理的なモチベーションだけでなく,経済的な意味で不可欠.ここ数日,話題になっている Togetter -「柳美里氏「雑誌『創』が何年も原稿料未払いだ」への反響」のような,無償ボランティアみたいな行為はありえへん.