『Les bases de la classification automatique』

I. C. Lerman

(1970年刊行,Gauthier-Villars [Collection Programmation], Paris, xiv+117pp.)

いかにもフランスらしい数理分類学の本.学部生時代に指導教官が私蔵していた本書のコピー製本したものが,東日本大震災前には確かに居室にあったはずなのに,ここ数日間の捜索にもかかわらずいまだに所在不明のまま.こういう探索はキリがないので,あっさりあきらめてILL貸借依頼を出した.国内所蔵館はたった3館のみ.もう1冊の関連本は幸い古書でゲットできた:Jean-Paul Benzécri『L'analyse des données. Tome 1 : la taxinomie』(1973年刊行,Dunod, Paris).ずぶずぶと深みに巻き込まれていく感がただごとではない.