『グッバイ、レニングラード:ソ連邦崩壊から25年後の再訪』

小林文乃
(2018年3月10日刊行,文藝春秋,東京, 263 pp., 本体価格1,700円, ISBN:9784163908069版元ページ

読了.第二次世界大戦中の史実と証言,私的なソビエト(ロシア)とのつながり,そして家庭内の人間模様.交響曲レニングラード〉をすぐ聴くしかなくなる本.レニングラード包囲戦ナチス軍の一兵卒として従軍し missing in action となったある集団遺伝学者の話は『系統体系学の世界』第一章第四景の第七節で触れた.