2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『世界のタテハチョウ図鑑:卵・幼虫・蛹・成虫』

手代木求 (2016年1月刊行予定,北海道大学出版会,札幌, 本体価格32,000円, ISBN:9784832982239 → 版元ページ) 「世界の全225属のタテハチョウを686種収録!」― 本体価格「32,000円」は昆虫図鑑だったらごく普通の価格帯.超豪華超高値の図鑑が日本でどん…

『R言語徹底解説』

Hadley Wickham[石田基広・市川太祐・高柳慎一・福島真太朗訳] (2015年12月下旬刊行予定,共立出版,東京, 本体価格5,400円, ISBN:9784320123939 → 版元ページ) 「10年以上のRプログラミング経験を持つ原著者の知識や経験をまとめ」.

『蚕の城:明治近代産業の核』

馬場明子 (2015年8月10日刊行,未知谷,東京, 154 pp., 本体価格1,600円, ISBN:9784896424782 → 版元ページ) 日本の養蚕業と養蚕学の変遷をたどったルポルタージュ.未知谷の本は装幀がどれもレベルが高くて感心する. 【目次】 第1章 風穴 7 第2章 蚕の明…

『安曇野のナチュラリスト 田淵行男』

近藤信行 (2015年11月25日刊行,山と渓谷社, 東京, 414 pp. + 24 plates, 本体価格2,600円, ISBN:9784635310352 → 目次|版元ページ) 山岳写真家にしてナチュラリストだった田淵行男(1905-1989)は,第二次世界大戦中の強制疎開により安曇野に住むように…

『深海魚のレシピ:釣って、拾って、食ってみた』

平坂寛 (2015年11月15日刊行,地人書館,東京, 本体価格2,000円, xx+169 pp., ISBN:9784805208915 → 版元ページ) 前著の外来魚レシピ本:平坂寛『外来魚のレシピ:捕って、さばいて、食ってみた』(2014年9月10日刊行,地人書館,東京,viii + 201 pp., 本…

『医療系のための統計入門』

景山三平監修/藤井良宜・佐藤健一・冨田哲治・和泉志津恵編修 (2015年11月10日刊行,実教出版[〈事例でわかる統計〉シリーズ],東京, 212 pp., 本体価格2,200円, ISBN:9784407337136 → 版元ページ)

『安曇野のナチュラリスト 田淵行男』

近藤信行 (2015年11月25日刊行,山と渓谷社, 東京, 414 pp. + 24 plates, 本体価格2,600円, ISBN:9784635310352 → 版元ページ) 『山と溪谷』誌連載記事の単行本化.とても惹かれる400ページ超の伝記. 【目次】序章 常念岳の麓 10 [写真]モノクロームの…

「The Missing Manual: Schadt's Arbores」

Jean-Baptiste Piggin 2015 →Available from Academia Hermann Schadt の中世樹形ダイアグラム本:Hermann Schadt『Die Darstellungen der Arbores Consanguinitatis und der Arbores Affinitates : Bildschemata in juristischen Handschriften』 (1982年…

「雑誌と論文にまつわるお金の問題」

世知辛い話題だが,だれも避けては通れないお金の問題: macroscope 「学術論文の「オープン化」と費用負担」(2015年11月19日)※「知識が提供されるためには、その費用をだれかが分担するように制度をつくっておくことが必要だ」. たゆたえども沈まず-有機…

『深夜食堂(第14巻)』

安倍夜郎 (2015年5月5日刊行, 小学館,東京, ISBN:9784091870827 → 版元ページ|一覧リスト)

『深夜食堂(第15巻)』

安倍夜郎 (2015年10月5日刊行, 小学館,東京, ISBN:9784091872968 → 版元ページ|一覧リスト) → 既刊1〜13巻.

『ガンボ! ジャズの生地、ニューオーリンズに万感の思いを込めて』

泉けい (2006年12月12日刊行,テン・ブックス,東京,271 pp.,本体価格1,400円,ISBN:4886960197 → 目次|版元ページ) 今から6年も前に買ったのにぜんぜん読んでいなかった.先日ふと手にとってみたら実はとてもおもしろい本だった.1980年代なかばから20…

『山の不可思議事件簿』

上村信太郎 (2015年10月15日刊行,山と渓谷社,東京,190 pp., 本体価格900円, ISBN:9784635320054 → 版元ページ)同じ出版社から出た:田中康弘『山怪:山人が語る不思議な話』(2015年6月16日刊行,山と渓谷社,東京,254 pp., 本体価格1,200円, ISBN:978…

『木質昆虫学序説』

岩田隆太郎 (2015年12月刊行予定,九州大学出版会,福岡,512 pp., 本体価格8,000円, ISBN:9784798501703 → 版元ページ) 「序説」なのに500ページ超もある大冊.ワタクシ的には,この著者の昔のエッセイ集『カフェ・タケミツ:私の武満音楽』(1992年11月…

『Making Nature: The History of a Scientific Journal』

Melinda Baldwin (2015年8月刊行, The University of Chicago Press, Chicago, viii+309 pp., ISBN:978-0-226-26145-4 [hbk] / ISBN:978-0-226-26159-1 [e-book] → 版元ページ)Nature誌の歴史をたどる. 【目次】 Citations and Abbreviations vii A Note …

「Q13:数学記号や分数などの書き順」

東京書籍:小学校「新しい算数」 → https://www.tokyo-shoseki.co.jp/e-mail/qanda/q-es-math.htm#q13 「教科書では演算記号や等号,分数の書き順が示してありますが,それには何か基準があるのですか。また,それは必ず守らなければならないものですか」と…

『文化進化論:ダーウィン進化論は文化を説明できるか』

アレックス・メスーディ[野中香方子訳|竹澤正哲解説] (2016年1月刊行予定,NTT出版,東京, ISBN:9784757143302 → 版元ページ)原書:Alex Mesoudi『Cultural Evolution: How Darwinian Theory Can Explain Human Culture and Synthesize the Social Scie…

『植物は<知性>をもっている:20の感覚で思考する生命システム』

ステファノ・マンクーゾ,アレッサンドラ・ヴィオラ[久保耕司訳] (2015年11月20日刊行,NHK出版,東京,211+18 pp., 本体価格1,800円, ISBN:9784140816912 → 版元ページ)

『世界のしゃがみ方:和式/洋式トイレの謎を探る』

ヨコタ村上孝之 (2015年9月15日刊行,平凡社[平凡社新書・788],東京, 191 pp., ISBN:9784582857887 → 目次|版元ページ)よく知っていそうで,実は未知の世界がトイレを覗けば広がっている.トイレにも奥深い文化史があるのだ.知らない国の知らないタイ…

「図書分類と図書系統:図書館総合展〈分類フォーラム〉での議論から」

第17回図書館総合展の会期中,2015年11月12日(木)にパシフィコ横浜・会議センター501号室で開催された〈分類フォーラム〉第一部(13:00〜14:45)でのワタクシの高座は Ustream で録画が公開されている:第17回図書館総合展チャンネルE ― 分類フォーラム[…

〈第17回 #図書館総合展〉

→ http://togetter.com/li/897500 ただならぬ「長さ」である.さすがと言うべきか.

『Geometry Driven Statistics』

Ian L. Dryden and John T. Kent (eds.) (2015年9月刊行,Wiley[Wiley Series in Probability and Statistics], Hoboken, xviii+394 pp., ISBN:9781118866573 [hbk] → 版元ページ)統計学者 Kanti V. Mardia 記念論文集.方向統計学から形態測定学まで. …

『第17回図書館総合展・ガイドブック』

(2015年11月7日発行,283 pp.)パシフィコ横浜で開催された〈第17回図書館総合展〉のガイドブック.

『本を読むときに何が起きているのか:ことばとビジュアルの間、目と頭の間』

ピーター・メンデルサンド[細谷由依子訳|山本貴光解説] (2015年6月30日刊行,フィルムアート,東京,xviii+430 pp., ISBN:9784845914524 → 版元ページ) 速攻で読了というか視了.これで “予習” はバッチリだ.「読む」と「見る」の境界をまたぐような本…

『現代思想・2015年11月号[43巻17号]』

(2015年11月1日発行,青土社,東京,本体価格1,300円, ISBN:9784791713080 → 版元ページ)特集〈大学の終焉 ― 人文学の消滅〉.今日になってやっと入手.『現代思想』はフォントが小さくなるほどおもしろい(そこかっ).

『学術書を書く』

鈴木哲也・高瀬桃子 (2015年9月25日刊行,京都大学学術出版会,京都, vi+155 pp., 本体価格1,700円, ISBN:9784876988846 → 目次|版元ページ) 【書評】※Copyright 2015 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved 学術書は “三回り外” まで目を向けよ 本書…

『Die Ahnen Ernst Haeckels: Darstellung der wichtigsten Personen und Familien, einer Ahnenliste bis zur XV. Generation und einer Nachkommenliste』

Ernst-Ekkehard Kornmilch (2009年刊行,VWB[Ernst-Haeckelhaus-Studien: Band 12], Berlin, xii+146 pp. with 24 plates, ISBN:9783861354925 [pbk] → 版元ページ)Ernst Haeckel の家系をなんと14世紀までさかのぼってたどった労作.Olaf Breidbach の…

『境界の向こう』

宮岡絵美 (2015年10月31日刊行,思潮社,東京,94 pp., ISBN:9784783734765 → 版元ページ) いろいろな出版社から本をもらっているが,詩集の思潮社からは初めて.かつて『生物系統学』を書いていたとき,鈴木理子『系統樹』(1988年10月10日刊行,国文社,…

『東大駒場寮物語』

松本博文 (2015年12月刊行予定, KADOKAWA) Cf: 松本博文「ある駒場寮生の話【連載にあたって】」(2015年11月3日).

『新米探偵、データ分析に挑む』

石田基広 (2015年10月30日刊行,SBクリエイティブ,東京, x+285 pp., ISBN:9784797382303 → 版元ページ ) 新刊ご恵贈どうもありがとうございます.