インディアンになりたい(フランツ・カフカ)

ああ、アメリカ・インディアンになれたら……

「こわい話をしよう。グレゴール・ザムザはある朝目を覚ましたら社会人になっていたんだ。」

system:無軌道備忘録 遠近法の起源より

マジ怖い。
あっ、そういえば、もう社会人だった。


ついでに思い出したこと。
フランツ・カフカの短編集「観察」(吉田仙太郎訳)を読んだとき、なかでも「インディアンになりたい」という作品がとても気に入ったので、いろいろとググったりしながら調べたことがある。

こんなクエリでググったとき、
google:吉田仙太郎 インディアンになりたい

こんなページを見つけてしまった。
http://www.geocities.co.jp/Colosseum/5110/anton.htm


ちなみにインディアンにもプロレスラーにも毒虫にもなりたくないです、ハイ。

他の短編では「断食芸人」*1「掟の門」*2などがステキ。

*1:「飢餓術師」というタイトルはもっとステキ

*2:「掟の門」の何倍も長いデリダの評論もステキ