目黒区の図書館に行った


 午前中は風が強かった。目高のこどもが棲んでいる陶器の器を窓際に置いて、窓を開けておいたら細かい砂粒が浮かんだ。砂埃が網戸をすり抜けて入ってきたようだ。開けておいた窓をぜんぶ閉めた。
 お昼前に家を出て、17〜8年前から行き始めた図書館に行った。最近はあまり行かなかったが8年前くらいまではよく車で行った。
 今日は徒歩と電車で行った。家から最寄駅までは急な坂が多く、日傘を持ちペットボトルに入れた麦茶を飲みながら20分近く歩いた。駅に着いて少し気分が悪くなったが冷房の効いた待合室に入り休んだらなおった。炎天下の坂を上るのはかなりきつい。晴れている日はこれからバスに乗るようにしよう。
 図書館まで駅から坂道をのぼって行くが、こちらの坂はわが坂道に比べるとゆるやかで坂とは思えないほど。
 図書館は、コンサートホ―ルやレストランなど様々な施設があるパーシモンという区民施設と隣接している。ただお盆休みでレストランなどの飲食施設は休業中である。
 11時k頃から3時半まで図書館にいた。館内にあるテーブル席は満員だったが運よくひとつがあき、そこで好きな本を持ってきて詠んだ。
 安永蕗子全歌集があったのでこの本を一冊と、短歌研究という雑誌を一冊。広辞苑の最新版も。
 わからない歌語などいくつも出てくるので辞書が欠かせない。
 30分ほど席を立って、近くのコンビニで昼食を買い、図書館前のホールの椅子に座って食べた。
 あとはずっと読書。静かで涼しくて絶好の環境といえそうだ。

 水入るるバケツの縁を跳ねる鳥くちばし届かぬ水の回りを