Hatena::ブログ(Diary)

* Theatre Diary *

2017-05-28

メッセージ


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予告編を見る限り宇宙人とのファーストコンタクト物っぽい感じだったので守備範囲外かなーと思っていたのですが、公開後に「ネタバレを見る前に映画観て」「イキウメっぽいSF」などのツイートを見かけたので興味がわいてきました。原作は未読ですがちょっと前に話題になったSF短編だったよなーとかそのくらいの認識で、あまり詳しくは調べずに映画館へ。

ある日突然世界の12ヶ所に現れた謎の物体。言語学者のルイーズは数学者イアンとともに米軍に呼ばれ調査を始める。謎の物体はどうやら宇宙船らしく、中には2体の地球外生命体。彼らをヘプダポッドと名付け、何の目的でやってきたのかを聞くために、ルイーズはまず簡単な言葉からコミュニケーションを取ることを始める。またこの頃からルイーズは幼くして亡くなった娘の思い出がフラッシュバックするようになる。ルイーズは少しずつヘプタポットとの意思疎通ができるようになってきたが、世界各地では暴動が起こり、中国のシャン上将は宇宙船に攻撃を開始することを発表する。残された時間がないことに気づいたルイーズはヘプタポットの元へ急ぐ……

以下、重大なネタバレになりますのでご注意を。

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2017-05-27

木ノ下歌舞伎「東海道四谷怪談ー通し上演ー」


ここ何年か観劇仲間が面白いとオススメしていたのになかなかタイミングが合わなくて見ることができなかった木ノ下歌舞伎、ようやく初体験です。四谷怪談の通しで上演時間6時間(!)と聞いた時はさすがにひるみましたが、演目的にはわかりやすいし元の歌舞伎も知ってるから比較しやすいだろうと、思い切ってチケットを取ってみました。物語の展開がわかってるので集中力の配分がしやすく、6時間といっても飽きずに見ることはできました(まあそうはいっても二幕の終わりくらいからお尻が痛いのはどうにもこうにもでしたが)

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2017-05-20

イキウメ「天の敵」



出典:イキウメ公式Twitterアカウントより

ワーイ面白かった! 今回の新作も安定のイキウメ節、という感じです。
ラストがラストなんで明るく楽しい娯楽作品というわけではありませんが、ユーモアも交えつつちょっとゾワゾワくるSFで、前川さんらしいお話でした。トンデモな設定なのに、「もしかしたらそういうこともあり得るのかも……?」と思わせてしまう絶妙の語り口。笑いと緊張の緩急も見事。満足でした!

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パレード@東京芸術劇場プレイハウス



出典:SPICE「石丸幹二「今この時代だからこそ観て考えて頂きたい」〜日本初演ミュージカル『パレード』初日観劇レポート」

井上芳雄さんだったかな、このミュージカルの音楽がとてもいいという話をどこかでしていたので興味を持ったのが観に行くきっかけ。ググってみると楽しそうなタイトルとは裏腹に「実際にあった冤罪事件が題材」というヘビーなテーマに思わずひるみましたよね。ミュージカルでパレードってタイトルだったら絶対に楽しそうな作品だと思いますもの。とはいえ1999年のトニー賞脚本賞受賞作だというし、ブロードウェイ版を観た方の「重いだけじゃない」というような感想もみかけたので観に行くことにしました。
以下、ネタバレありますのでご覧になる予定の方はご注意ください。

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2017-05-18

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス


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最高……
と、ひとことつぶやいて後は深々とため息、そんな映画でした。
よくある「語彙力喪失」というよりは、いろんな感情が湧き出してきちゃって喉元で感想が大渋滞起こした挙句にやっと出た一言、という感じです。ノリの良さとくだらないコントに騙されてゆるーく観ていたら終盤でストレート豪速球で親子愛やら絆やらの球を投げられて涙腺がぶっ壊れてしまってもう大変。前作1が既にもう最高の作品だったので「あれを超えずともまあ同じレベルの作品が出てくれば……」と思っていたら驚いたことに軽々と前作を超えていて、もうジェームズ・ガン監督大好き!愛してる!と思いましたよ。

さて、以下はネタバレありで感想書いていきますので未見の方はご注意を。

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2017-05-07

宝塚星組「スカーレット・ピンパーネル」


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久しぶりの再演!というわけで楽しみにしておりました。星組での初演、月組の再演ともに観ていて大好きな作品なのです。とにかく曲がいい。ワイルドホーンさんの作品の中で一番好きかもしれません。ストーリーはややご都合主義っぽいところがなくもない……と思っていましたが、去年ブロードウェイの脚本をベースにしたオリジナルに近い日本語上演版を観たらもっとツッコミどころ満載だったのでびっくりしました。ほとんどドタバタコメディに近いレベルでの間の抜けたストーリー展開を観てしまった後では、「宝塚版はなんてストーリー運びが自然なんだ……小池先生の潤色素晴らしい……」とすら思ってしまいますね。ま、それはさておき。

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