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* Theatre Diary *

2018-02-21

ザ・グレイテスト・ショーマン


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はー! 良かった! 面白かったです! 好き!
公開前にいささかマイナス評価な評判が聞こえていたので(主に主人公が主催する見世物小屋の人権問題がらみの点について)、ちょっと心配していたのですが、そのへんの描写はマイルド&ポジティブになっているので、「実在のP.T.バーナムの逸話」と切り離してこの映画単品として観る分には、まあ問題ないかと思います。アメリカでも批評家筋では賛否半々のようですが、観客の評価は高いようですね。聴き応えのあるナンバーもたくさんあるし、その演出がいちいちよくて、ミュージカル好きにはたまらない映画でした。私「ラ・ラ・ランド」の一曲目からいきなり泣くタイプのミューオタなんですが、この「グレイテスト・ショーマン」もストーリー云々よりも楽曲とショー演出の良さで泣く、というナンバーが何曲かありました。

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2018-02-14

スリー・ビルボード


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洋画沼のほうからは特に評判が聞こえてこないのに、演劇クラスタ劇作家からやたら「面白い」の声が聞こえてくるなー……と思ったらマーティン・マクドナーの作品なんですね。なるほど! マクドナー作品は「ウィー・トーマス」「ロンサム・ウエスト」あたりを観ましたかね。「ピローマン」はどうだったかな。どれも割と暗く着地点の見えないタイプの物語だなーという印象でした。通ウケするというか好みが別れるやつですね、演劇初心者にはちょっと薦めにくいけど好きな人はハマるタイプの作家だなあと。

今回の映画もまさに「一筋縄ではいかない」「着地点が見えない」ままどんどん転がっていくタイプの物語でした。「こういうテーマならこう展開するだろうなー」というお約束通りには物語は進まず、何回かびっくりして「ええーっ」って声に出そうになる場面がありました。差別意識に満ち溢れた閉塞感たっぷりの田舎町で起こる事件……という意味では20年くらい前の松尾スズキさんの作品観てる時に近い気分でしたね。「うわーミズーリ州ってこんな雰囲気なの?」って思いましたよ。ラストの着地点も着地したのかどうか、というところで終わってしまいます。大団円の物語が好きな人は「えっ何、終わり?ここで?」ってキョトンとするやつですね。でもあそこで観客にその後を委ねて終わってしまうの本当に正解だと思いますね、この作品はスッキリ解決したらむしろ気持ち悪いし問題提起がそもそものテーマという気がするので。

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2018-02-07

パディントン2


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1作目も最高に可愛くて最高によくできた映画でしたが、2作目も期待を裏切らない完成度でした! 主役のもふもふがとてもかわいくて、ハラハラドキドキのアクションがあって、ファンタジックで、わかりやすくて、キャラクターがみんなチャーミングで、優しくてキュートな世界観。なんかもう完璧じゃないですか? 完璧じゃないですか?(二度言った)「あの一作目に劣らない」というだけでも最大級の賛辞、だと思います!

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2018-01-15

バーフバリ 王の凱旋


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バーフバリ! バーフバリ! 王を讃えよ!

感想を簡単に言うなら上の1行です。Twitterで少しずつこの作品の感想が流れてきて、「どうやらパシリムやマッドマックス怒りのデスロードの系統の『映画館で観た方がいい映画』っぽいぞ」というのは薄々思ってたのですが、決め手となったのは「たわませたヤシの木に6人の兵士が登って、ヤシをたわませていたロープを切り落とし、6人がひとつの弾丸のように固まって高い砦を越えていく」という謎の動画でした。他にも「『マッドマックス 怒りのデス・ロード』と『ロードオブザリング』と『ラ・ラ・ランド』を足して3で割らずにカレーで煮込んだのが『バーフバリ』」というツイートがあり、「なるほどこれは……」と思い映画館に足を運びました。

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2018-01-07

宝塚雪組「ひかりふる路 〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜/SUPER VOYAGER!」


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出典:宝塚歌劇団公式サイト

望海風斗(のぞみふうと)さんトップ就任お披露目公演〜! というわけでご贔屓さんがついに大劇場でトップお披露目、首を長くしてこの観劇の日を待っておりました。タカラヅカニュースの映像やネットニュースの舞台写真を散々見た上に、Twitterの感想なんかも眺めていたので、なんかもう「既に観たかな?」くらいの気持ちになってしまっていましたけれど、まだこれが初見なんですよねー。普段は開演5分前くらいにバタバタと着席する東京宝塚劇場ですが、この日ばかりは開演1時間前に到着してキャトルレーヴ(グッズ売り場)を眺めてまわり、公演プログラムとショーで使うポンポンを入手し、開場してすぐに席に着くという落ち着かなさでございました(そこまでか)(きもちわるい)。ていうか前もって書いておきますが今日の感想、無駄に長文です。すみません。

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