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* Theatre Diary *

2017-04-21

美女と野獣(実写版/字幕)


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美女と野獣アニメ版も劇団四季版も観ています。あのミュージカルを実写映画化といわれたらそりゃあ気になりますよね、というわけで日本語吹き替え版のガチな吹替キャストもきになりつつ、まずはオリジナルの字幕版を観てきました。

脚本はアニメ版にほぼ準拠、ところどころ人物造形などを膨らませて+αのエピソードがある、という感じです(ル・フウがガストンに片思いしてる、とか)。まあ衣装も美術も豪華! アンサンブルも人海戦術で大量投入! 金かかってますなあ! というのが第一印象。ほんと「夢と魔法のディズニーアニメ黄金期」をそのまま実写化しましたーという感じで見応えあります。俳優陣もナイスキャスティング、特にガストンルーク・エヴァンスの楽しそうなことったら。ああもうナイスガストン、という感じです。

一方で、CG絡みのデザインは好みかっていうとそうでもなかったり。ルミエールやコグスワース、ポット夫人やチップなんかのデザイン、うーん別に悪いわけじゃないんだけどうーん。何が悪いわけではないんだけど好みのタイプではなかったというか。あとクライマックスでガストンと対峙する場面での野獣の動きとかね、急に安っぽいCGになっちゃって、盛り上がってきたところだけにちょっと残念だったしもしました。

ビーアワゲストの場面もほぼCG使いになってしまって(そりゃそうなんだけど)、なんというか舞台版にあるあの場面の多幸感みたいなものとはちょっと違うんだよなーと。個人的には舞台版で一番盛り上がる場面だけにちょっと期待したのと違って残念でした。人間アンサンブルがごっそり出てくるオープニングや酒場でのガストンのナンバーなんかのほうが圧倒的に楽しいんですもんね。まあこのへんはミュージカルオタクだからこその感想かもしれません。

あとね、アニメ版でも舞台版でもみんなが注目する「魔法がとけて野獣が王子に戻る場面」ね! アニメでも舞台でもあそこ「なんだよー人間より野獣の時のほうがかっこよかったじゃないかよー」ってなる場面じゃないですか。でも今回は野獣役がダン・スティーブンスだし、素材そのものがもう王子様そのものみたいな人じゃないですか。これはもう魔法がとけた瞬間に絶対ファー!ってなるやつ……て期待してたんですけどね。しかし、ああ、何かが違う。ルミエールやコグスワースたちが呪いをかけられる前の宮廷衣装に戻ってるんだから野獣も王子姿に戻ると思うじゃないですか。しかし「ぶかぶかの野獣の衣装」を着て「髪の毛もボサッと伸びた状態」の人間姿になるんですよね。おいー! なんでやー! どういう法則なんじゃー! まぁそれはそれでもいいけど、せめてそれでもなんかもうちょっとカッコよく撮る努力をしてくれよー! ダンちゃんの美貌があまり生きてないじゃないのよー! 髪の毛の長さとかもミリ単位で調整してくれよー! ヅカのスタッフ連れてきてよー!って、心の中で叫びまくる羽目になりましたよね……

まあそんな細かーい不満はあるにはあったんですが、それでも総じて満足度の高い実写化だったと思います。アニメファンは期待してて良いのではないかと! 吹替版はまだ観ていないのですが、「ああ、この曲を成河くんが……うんうんこれは濱めぐさんだね……うんガストン吉原さんはナイスキャスティング……うんうんこれは藤井さん似合うはず……」と思いながら観ておりましたので、おそらく間違いないやつだと思います。吹替版も観るのが楽しみです!

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