りあの日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2015-12-10 困ったもんだ

何度も「がんばる」と謳っておきながら、またもや更新が滞って早くも1年が経とうとしている……(_ _;)

プライベートで色々な出来事があったせいもあるけど、あともうちょっとでフィナーレ!!という緊張感から筆が進まないのかも。

こうなったら最初からじっくり読んで最後の展開を考え直すか。。。

とにかく前へ進まなきゃね。

2012-05-08

残念な本

| 01:03

さて今日は、残念な話で申し訳ない……。

ですが記録として書いておきたい。読んだけど好みじゃなかったタニス・リーの作品について。


まずは『黄金の魔獣』

耽美的ではあるけれど、同時にグロテスクな、あまりにもダークなストーリー。

破滅型の主人公には思い入れできず、従って、共感なしに読み進めなければならないのが苦痛。

この作品を読んだ後、どうも作風が変わってしまったなぁと感じて、長い間この作者から遠ざかってしまった。


そして『パラディスの秘録』

長編『幻獣の書』と、三つの中編集『堕ちたる者の書』の二冊から成る。

どの話も『黄金の魔獣』と同じテイスト。耽美と退廃、エロティシズムに彩られた幻想怪奇譚。

主人公に思い入れしつつ物語を楽しむ私には、合わないと感じた。

やっぱりファンタジーはハッピーエンドじゃないとね。。。

2012-05-04

『アイルの書』

| 22:06

  • 第1巻『白い鹿』
  • 第2巻『銀の陽』
  • 第3巻『闇の月』
  • 第4巻『黒い獣』
  • 第5巻『金の鳥』

タニス・リーの初期作品群、パトリシア・A・マキリップの『イルスの竪琴』とともに、私の創作の原点となっているのが、このナンシー・スプリンガーの『アイルの書』全5巻です。


ケルト神話を基調にした、神秘と魔法の気配に満ちた美しい世界観。

と同時に、魅力あるキャラクターたちに夢中になりました。


ファンタジー小説の中には、世界観やストーリーで読ませる素晴らしい作品が数々ありますが、そういう作品って、ちょっと独特過ぎてキャラの感情や行動に共感できないことも、時々あります。


その点、この『アイルの書』では、主人公たちの苦悩や愛や友情が細やかに生き生きと描かれ、とても魅力的。彼らが苦労や冒険の果てに幸せになれるのか、そのハラハラドキドキ感も、物語に引き込まれる要因となっています。


5巻はそれぞれ独立した話となっていて、世代が違ったり、場所が違ったり。1冊だけ読んでも充分に楽しめます。


私のお気に入りは、やはり第2巻『銀の陽』。

主人公の2人、ハルとアランの友情がいい!

5巻の中で1番長い物語となっていますが、ストーリーの完成度としてもピカイチだと思います。


第1巻『白い鹿』のクインも捨てがたい。彼の忍耐深い愛には胸を打たれます。

ちなみにクインはアランの先祖だったはず……記憶があやふや(^^;)


クインもアランも、立場的には主人公の次、ナンバー2という扱い。

特殊な力とカリスマ性を持ち、『王』となるべく運命づけられた主人公に、永遠の友情と忠誠を捧げ、彼を助けて活躍します。


そして一種特別な思いがあるのが、第4巻『黒い獣』。

好きかと聞かれると「?」となってしまうけど、気になって仕方ないキャラクターがいます。

それが主人公フレインの兄、ティレルです。


呪われた血によって自身の内に闇と狂気を秘め、しかし誰よりも美しく大胆で、弟には優しいティレル。

愛する者を奪われた悲しみと憤怒のため、冷たく無慈悲な復讐鬼と化した兄を、けなげにも敬愛し続けるフレイン。

この巻は全体的にダークムードで、終わり方も完全にハッピーエンドではありません。

にもかかわらず惹き付けられるのは、やはり私にとってティレルというキャラが魅力的だから、と思えます。


そうです、白状しましょう(^^;)

私が『薄明宮の奪還』を書くきっかけとなったのは、実はこの「ティレル」を自分なりに好きなように描いてみたい、そして幸せにしてあげたい、という思いが原動力なのです。

というわけで『薄明宮の奪還』の主人公ギメリックの、外見と性格の一部、そしてティレルという名前そのものを別のキャラの名前として、『黒い獣』のティレルから拝借させていただいております(^^;)

言わば『薄明宮の奪還』のギメリックとティレルは、『黒い獣』のティレルの分身と言えるのです。

あと、この作品からは他にもキャラの名前を拝借しております……(名前考えるの、苦手なんです(_ _;))


そんなこんなで私にとっては非常に思い入れ深い作品なのですが、残念ながら現在は絶版になっているようです。

表紙絵は中山星香さん。漫画っぽさが受け入れ難い人もいると思いますが、私は好きです。

この方の描く人物は美しいけどワンパターンで、漫画家さんとしてはあまり上手でない(^^;)なので挿絵はなくて正解だと思います。。。

でも何と言ってもファンタジーという言葉さえ一般的でなかった時代に、めくるめく魔法と神秘、耽美の世界を味わわせて下さったこの方の功績は大きい。表紙絵は世界観を表せるよう頑張って描いておられると思います。


2012-05-02

続きです

| 01:11

前回の『イルスの竪琴』について追記です。


先日更新した『薄明宮の奪還』の最新話(番外 3)に出て来る「シャウト」ですが……。

実は『イルスの竪琴』からその単語を拝借しています。

いや、パクリと言われると辛いんですけど……F(^^;)


特殊な能力、という点では同じですが一方は主に攻撃のために使われ、

一方は単なる意思の伝達手段として使われる、という設定の違いがあるので、

別物と思っていただけると有り難いです。


ただ、発想は『イルス…』からいただいたというのは

自分の中で間違いなく認識しております。


以上、告白(?)でした(^^;)

2012-05-01

ブログも再開

| 00:02

ブログも随分ごぶさたでしたが、再開します!!


好きな本のあれこれを書こうと思います。


好きな作家さんのこと二人まで書きましたが、次に……行く前に!!

最近びっくりしたこと。


何と!以前紹介した『イルスの竪琴』三部作が新しい表紙になって復刊されてる…?と思ったら、ハヤカワではなく創元推理文庫から出てるんですね。


正直、表紙の絵は山岸涼子さんの方が好み(と言うか、先にそれで慣れてしまったからでしょうね)なのですが、それは人それぞれ、新しい方が好みという人もいらっしゃるでしょう。

訳者は同じのようですし、内容は変わっていないのでは、と推測します。

機会があったら挿絵がどんなか、見てみたいな。


パトリシア・A・マキリップは、近頃また新しい本がたくさん出ていて、私もすでに何冊か読みました。

追々、感想を書いていきたいと思います。