Agilent Technologies DSO1004A

オシロスコープを買いました。

Agilent Technologies DSO1004A 60MHz 4ch 2GSa/s


オシロスコープのレビューとか何かいていいかわからないので感動した点をかきます(爆)
以下の画像は全部オシロについてるUSBホスト機能での保存です。


いろんな機能がある(当たり前)
AVRマイコンから出てるPWM信号の立ち上がりのオーバーシュート

900mV/div 20.00ns/div 2.000GSa/s
右上の周波数カウンタはハードウェアカウンタらしい。
一周期以下の画面にしてもちゃんとカウントしてくれる。
このときのサンプルレートは2.000GSa/s
表示方式をベクトルから点にしても違いがわからないぐらいのサンプリング速度
2010/08/06 追記
データ収集を止めると点はわかります。

5.000ns/div 2.000GSa/s 表示方式:点

5.000ns/div 1.000GSa/s 表示方式:点(2ch同時使用)


これは秋月で売ってたファンクションジェネレータIC XR-2206の出力波形。
ブレッドボード上だからあまりよくないと思う。

50.0mV/div 20.00us/div 12.50MSa/s
Measure設定を全表示するとこんな感じになる。
波形が表示画面から出ると******になって測定ができなくなるっぽい。
テクトロはそういうことはないらしいけどこっちの方がたくさん測定できる。
一番使う機能を3つ選んで下の方に表示することも可能(波形エリア内だけどね)


2010/08/06 追記
XR-2206の周辺回路の配線が間違ってました。
そのために振幅が小さくなっています。(さすがにありえないとは思ってたけど・・・)
大きくとるとこんな感じです。

2.00V/div 20.00us/div 12.50MSa/s
Measure設定で実効値・立ち上がり時間・立下り時間を表示しています。
ちなみに全表示は表示スペースを結構取りますが、これらの表示は波形の上をかぶって表示されます。

この画面は全表示+任意設定の3つの測定結果表示です。波形の上に測定結果が表示されてます。
テクトロは別で右に表示スペースを設けていて、そこに3つ(だと思う)の表示を設定できます。
よって波形エリアに表示が出ないため波形とはかぶりません(とかデモビデオで言ってた)


前に作ったAMラジオのアンテナ両端の波形

20.0mV/div 10.00us/div 25.00MSa/s
付属のプローブはAgilentのN2862Aで10:1固定。ちょっと波形が小さい・・・
ズーム機能を使用すると上の波形の拡大が下にでてくる。範囲は塗りつぶされてない部分。
AM変調がされているのがよくわかる。まぁ、実際にAMだしね(笑)


Y-T、X-Y表示のほかにRoll表示っていうのがある。
イメージ的にはペンレコーダみたいな感じ

0.82uFのコンデンサに1MΩの抵抗を直列に入れて5Vを印加。Cの両端を測定。
充電されていく感じがよくわかる。過渡現象・・・みたいな。


MathにはA+B、A-B、A*B、FFTが選択できる。
FFTはRectangle、Hanning、Hamming、Blackmanの4つの窓関数が選択可能。
表示は分割表示

と全画面表示が可能

もちろんFFTのみとかそういうのも出来る。


ちなみに4ch同時だとこんな感じ。波形が汚いのはGNDに落としてないから(プローブはずしただけ)


他にはPictbridge対応のプリンタで印刷できたりね。
家には対応機器(Canon MP460)があるので刷ってみました。

↑これは印刷してスキャナで取り込んだ画像
設定はカラーで画面反転。黄色が見にくい。
たぶん画面反転しないで印刷すると黒ベタになる。モノクロにすればよかった。


初めてのデジタルオシロなんでいろいろとわからない。
起動速度、操作に対する応答速度、ノイズ・・・
多分オーバースペックだと思う(笑)
ただ、不満はない。非常に満足です。
使いこなせるように、また使いこなせるような回路を作れるように頑張りたいと思う。