さすらいの一匹狼
映画の題名ではありません。平成のナイスガイ、オレ様を表現したタイトルです。イカスぜ。
昨日はあっちこっちのバーを放浪しておりました。
一軒目(×)
近所のCAFE BARに行ってみました。知り合いもよく行ってると聞いていたので行ってみたのですが、結論から言いますと、二度と行きません。
店内は暗めの雰囲気で、グランドピアノなんか置いてあったりしていい感じでした。(知ってる人はもうこの店がどこだかわかったはず)
何が気に入らなかったかというと、お酒。スナックに来たのかと思うような品揃え。カクテルなんかは充実させているようだったけど、種類があるだけでまともなカクテルが出てくるとは思えない揃え方。しかも値段がお高め。
次に気に入らなかったのがママ。なんでCAFE BARでママなのかよくわからないんですが。この人がずーっと喋ってる。それも自分の話ばっかり。自慢から始まって、どんな信念を持ってるか、どんな人生を歩んできたか。知らねーよそんなの。
しかも客がそれを一生懸命ヨイショしてる。これがさらに気持ち悪い。
オレの隣に初めて来たと思われるオジサンが座ってて会話に入りたそうにしてるんだけど、ママはこれを無視。たまに発言するんですけどママはこれを総無視。なんだこのオバチャン。
ま、金のあるオバチャンがやってるスナックなんでしょう。見かけはCAFE BARになってますけど。
とりあえず大外れな店でした。二度と行きません。
二軒目(○)
一軒目でまずい酒を味わってしまったので、意地でもおいしいお酒が呑みたかった。なので絶対外れでないであろうバーに行きました。ずっと前から目をつけていたバーです。
十三にある「Bar.come(バー・ドットカム)」。
もう閉店間際だったので、一杯だけ呑ませてくださいとお願いしてちょっと無理に呑ませてもらいました。オーダーしたのはグレンモーレンジの1980。ワンショット5000円なり。うひー。
マスター曰く、「クレイジーな品揃えのバー」。確かにクレイジー。遊び心に満ちあふれた品揃えでした。シングルモルト好きな方は一度足を運んでみる価値アリです。マスターはいい意味でも悪い意味でも個性的な方でした。(笑)
三軒目(◎)
Bar.come(バー・ドットカム)は閉店なので早々に退散し、次に目をつけていたバーへ。
昔、このバーの前をよく通っていて、いつか行ってみたいと思っていたんです。そのころはまだウィスキーに興味はありませんでしたけど。
店の名前は「ショットバー 谷」。
素朴な感じのマスターが、いろんなモルトを勧めてくれました。こちらもまたけっこうクレイジーな品揃え。感心したのがピーナッツまでこだわって揃えているところ。今度はもっと早い時間に腹をすかせてフードとともに楽しみたい。
まったくイヤミのないマスターの蘊蓄は楽しかった。一生懸命、オレにとってのおいしいモルトを探してくれる。オレを楽しませようとしてくれる。気持ちのゆるむ大人のバーでした。
四軒目(△)
すでに午前3時。もう開いているお店も少ない時間だったので、開いてればなんでもいいと思って十三を徘徊していると、目についたのが通りの看板。
「鉄わん波平」が笑えました。写真では光で飛んでしまって見えませんけど、顔が波平、身体がアトムというキャラが光ってます。著作権てなんですか?
少し歩くとバーの看板が。ガールズバーのようでした。呑めればなんでもいいか、と入ろうか迷っていると、店内からイッキコールが聞こえてきた。いまどきイッキ呑みをやってるバカがいるとは思わなかった。もちろんオレがそんな店に入るワケもなく退散。
もう時間が時間なので西中島に戻り、いつものPinkies'Barに。ここはガールズバーなのにお酒の品揃えがいいので、行くところがないときに助かる。タリスカーにカリラにヴァルベニー。結局呑んだのは余市だったけれど。見知った顔ばかりの中で呑むウィスキーも良い。
評価を△にしてるのがスタッフにバレたら殺されるな。見つかりませんよーに。(^_^;)
久しぶりにバーのハシゴをやってみた。楽しかった。