『Life学生部』立ち上げ!!

 こんにちわ。部員の安東三です。
 『Life学生部』を立ち上げ中です。HPを現在制作中ですので、完成までいましばらくお待ちください。
 今日ははじめましてのご挨拶を。
 立ち上げの宣言については、えてる氏のスバラシイ文章(プロフィールを見よ!!)をご覧ください。ここではまあ、『Life学生部』に対する個人的な想い、というところをぐだぐだ書き連ねることにします。『文化系トークラジオLife』というTBSラジオの番組の魅力ってな辺りから。
 以下、焦点の合わない目で熱く語りますw。

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 『文化系トークラジオLife』は、月一の日曜深夜、公共の電波を使って延々と文化系の部室トークをする番組です。内容的には「社会時評サブカルチャー」とありますが、別にむつかしい言葉を使って悦に入るようなもんじゃないです。毎回、何か結論めいたものが提示されるわけでもなく、リスナーからのメールと7人の出演者で熱く語り合って、そうこうしてる内に時間切れってな感じですw。
 まあたとえるならば、『Life』は「人志松本のすべらない話」なわけですね。「話そのものの面白さを延々と魅せていく」ってところが。誰かと話をするというのは、視点の“ぶつかり”“つながり”なわけで、そのスリリングな様子をLiveで魅せるのが『Life』なわけです。

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 ここで疑問の声が聞こえてきそうです。
 「結論が出ないだって?ホントに面白いのかよソレ」「聞く価値ねーんじゃねーの?」・・・。
 いやいや面白いんですよ。聞く価値は絶対あるんですよ。・・・てか思うんですが、そもそも結論って大事なんですかね・・・。
 確かに結論があれば安心できます。何か明確なものがあれば、そこだけを見ていれば良いのかもしれません。
 がしかし、そんな単純に明確な答えなんて出ません。考えれば考えるほど、それは出ないと思うわけで。
 「不安だ。何か答えが欲しい。だけど、考えれば考えるほど答えはわからなくなる」というような状況から、自分で考えることをやめ、誰かを無条件に信奉して、結論を「ズバリ言うわよ」してもららえばいいという姿勢も見え隠れする現在。それでホントにいいんだろうか・・・。

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 でも、ちょっと思ったりします。自分でじっくり考えることができないくらい“焦り”や“不安”を感じているのなら、ここはひとつ誰かと話をしてみたらどうだろう、と。
 自分はここまで考えている。こんな風に感じている。という自分の考えてきた答え=仮定を、とりあえず誰かに話してみたらどうでしょうか。*1
 明確な答えのない“焦り”や“不安”を、会話自体の楽しさで包み込んでしまえばいいじゃないか。不安は「消す」のではなくて「内包」すればいいじゃないか、と。

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 『Life学生部』は、『文化系トークラジオLife』をただの番組に終わらせたくありません。誰かと話をする場をもっと広く、もっと身近にしてもらいたいと思い、それを目標にやっていきたいわけです。まああなたの街の『Life』みたいな感じで、気楽にやっていこうじゃありませんか。

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 P.S.
 自分なりに出した答え(=仮定)をさらけ出すことに躊躇してしまう方へ

 僕らは、一瞬一瞬その都度迫られるすべての判断を、絶対に間違えてはいけないと感じている気がします。自己決定・自己責任なんて言うけど、将来を完璧に予測して間違えない人なんているのだろうか、と思いながら、それでも結局僕らは間違えちゃうことを恐れ、何も言えなくなっちゃってます。「あいつイタいよね〜」と誰かを笑う一方で、自分の行動がイタくないかビクビクしている。そんな状況です。
 でも、そろそろそっから出てきたって良いんではないでしょうか。
 僕の大好きな古谷実僕といっしょ』からこんな言葉を引用します。

・・・・・・オレもしかしたら・・・つまらんコダワリのタメに たくさんの幸せ達をスルーしててきたんじゃないかって・・・・

「踊るアホ〜〜〜に 見るアホ〜〜 同じアホなら踊らにゃソンソン・・・・・」

そうっ!お兄ちゃん ずーっと見てた!!14年間も!!!アホだぁ!!!
じゃあなぜ踊らなかった!?なぜだ!わかるか!!?

恥ずかしーのだ!!そんな姿を見られたくないのだ!!(中略)
人生にスキなど見せられん!!

でも本当は・・・・・・・踊りたいんだぁ・・・・

だからもうヤメだ!!オレは踊る!踊りまくる!!


古谷実僕といっしょ』3巻より

 自分のイタさを笑える“余裕”を、イタいと笑ってたアイツから教えてもらう。『Life学生部』はそんなん目指してます。

*1:そういう場としてのWEB空間てありだと思います。オープンソースweb2.0などは、“会話”そのものですし