ストロープの楽しさを知る in 夏休みわくわく手作り体験

先日、ストロープを考案してはじめての試み
「夏休みわくわく手作り体験inベルズ七宝」に出展させていただきました。

私たちLIFEVISTAは設計事務所ではありますが,
子供にとってどのような環境が良いのかということを常日頃考えております。

あらゆるものが簡単に手に入る今の時代において、
子供にどのようなものを触れさせるかということはとても大切な事です。

私たちは、子供たちが自分で考え、試行錯誤し、なにか形にする、
あるいは集中して物事に取り組むことができるきっかけを作りたいと考えておりました。
そのきっかけになればと思い、ストロープが生まれました。

今回のわくわく手作り体験が私たちにとって、
子供たちに体験してもらうのは初めてのことでした。
どのような反応があるか不安もありました。
「楽しくない」、「難しくてできない」と言われることも覚悟していました。

しかし、子供たちはこちらの想像をはるかに超えてクリエイティブで、私たちを驚かせてくれました。

まず最初はピラミッド作りから始めました。


こちらが手順を説明していると、子供たちは見よう見まねでチャレンジし始めました。
最初はパーツを組み合わせるだけなので、この先どうなっていくのか不安な表情が感じられましたが
途中まで組みあがってくると、要領を得て解説する前に完成に向かっていました。


最難関のウマに至っては、最初はパーツ作りをしているだけなので、特に先が見えず飽きてしまいそうですが、
子供たちは、不安さをにじませながらも、こちらの解説を聞きながら、根気よく手を進めていました。
完成したときには、笑顔も見られほっとしました。


多くのお友達と参加されたお子さんは、他の子がピラミッドを終えてあとも一人残り
ピラミッドに四角形を組み合わせたハウスにチャレンジし見事完成させました。


ストロープの特徴であるカラー展開は、見た目に美しいだろうと思ってしたことですが、
子供たちの作ったストロープを見ると、個性を出すいいきっかけになったようです。

今回、体験していただいた子供の中には、ワークショップ後も、
自宅でストロープの新作を考案・制作しているという報告もいただいています。
写真に見るその新作は、私たちが全く考えていなかったカタチで、
すでにストロープを体得し、創造という次のステップに歩を進めているのでした。
ストロープを通じて、ここまで子供たちが成長することは嬉しい誤算でした。

今回のわくわく手作り体験を通して学んだことは、
子供たちの吸収力、集中力、想像力は大人の想像をはるかに超えて可能性を持っているということです。
そして、大人はそれらを引き出してあげることが大切であると感じました。

今後、ストロープが広まって、子供たちの可能性を少しでも広げる役にたてればなと思っています。
私たちLIFEVISTAは、今後もストロープを多くの子供たちに体験していただけるように
活動していきたいと考えております。

LIFEVISTA一級建築士事務所およびストロープを今後とも、よろしくお願い致します。

ストロープの作り方はこちらでご紹介しております。
http://d.hatena.ne.jp/lifevista/20130804/1375611466


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