今日は、p.17の真ん中あたり、「彼女は自分の病が彼に見抜かれるのではないかと恐れた」というところまで、読みました。若い女に導かれて王は王国から遠く隔離された「哀れな者たちの町」に向かいます。この道行は哀切です。まったく隙の見られない文章が続いてきましたが、マルセル・シュオブの傑作短編『黄金仮面の王』もあと少しで終わりです。最後まで予習をどうぞよろしく。