Spiral Fiction Note’s diary

物書き&Webサイト編集スタッフ。

『ウインターバケーションEP 2014』『オッド・トーマス』

 元旦は去年同様に『サマーバケーションEP』をリプレイというか聖地巡礼な『ウインターバケーションEP2014』を。
 まとめてみた↓
http://togetter.com/li/610468


 バルト9にて今年一発目の映画は『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』を。なんかアメリカではまだ未公開で一週間の限定公開らしいのと霊能力というか死者が見える能力を持つフリーターが世界をどうやら救うらしい話みたいだったので同じフリーターとしては観に行かねばならないだろうと思って。なんとく映像が好きそうな感じだったから。



監督/スティーブン・ソマーズ
製作/スティーブン・ソマーズ、ジョン・バルデッチ、ハワード・カプラン
製作総指揮/カーステン・ロレンツ
キャスト/アントン・イェルチン/オッド・トーマス、アディソン・ティムリン/ストーミー・ルウェリン、ググ・バサ=ロー/ヴァイオラ・ピーボデ、ニコ・トルトレッラ/サイモン・バーナー巡査、パットン・オズワルトジー・ブーン他



ハムナプトラ」「G.I.ジョー」のスティーブン・ソマーズ監督が、米ベストセラー作家ディーン・R・クーンツによる「オッド・トーマス」シリーズの第1作「オッド・トーマスの霊感」(ハヤカワ文庫刊)を映画化。平穏な暮らしを望む青年オッド・トーマスは、死者が見えるという霊能力のため、普通ではない人生を送っている。ある日、オッドは職場のダイナーで、凄惨な死に群がる悪霊ボダッハを大量に目撃。町が危機に陥っていることを察知し、平和を守るため立ち上がる。「ターミネーター4」「スター・トレック」のアントン・イェルチンが主演。共演に新進女優のアディソン・ティムリン、ウィレム・デフォーら。(映画.comより)




 最初の少女と愛車を大切してる男の入りがすごくわかりやすい主人公の能力と性格を表すエピソードでなんか正統派というかきちんとした脚本なんだなって思った。フリーターなんだけど可愛い彼女がいるんだけど死者見えちゃうから悪霊のボダッホも見えちゃうからいろいろ巻き込まれちゃうというか自分からなんとかしようと動く、ボダッホが異様な数現れて町がかなりやばいことになるから食い止めようとするそんな話でした。
 彼女のストーミーの女の子がとても健康的で可愛い、すげえ可愛い。いいよ、この娘は素敵。
 町がボダッホが巣食う恐ろしい事態に陥れようとする変な男を追うことでこの状況は大量虐殺事件が起こる予兆だとオッドが気付いて阻止しようと動き出す。まあ、その犯人はある程度は予想がつくし、物語自体もSFサスペンスというかSFホラーみたいな話の王道なのかもしれない。とてもワクワクして楽しいエンタメだった。
 最後の終わりは昔ヒットしたとあるホラーみたいなオチを用意しているがそこで涙を誘う感じでもあるし、涙腺を攻めてきた。あれは泣きそうになっちゃうなあ。

 
 新年一発目に観た映画としてはエンタメとして楽しめてよかった。面白いと僕は思う。一週間限定ってのは去年スマッシュヒットした『クロニクル』的なものを狙っているんだろうか、あれもSF要素あったし。でも、『クロニクル』ほどの強さみたいなものにはなにかが少し足りない気はする。去年、したまちコメディ映画祭で観た『ワールズ・エンド』は酔っぱらいが、今日観た『オッド・トーマス』はフリーターが世界を救っているが世界は救われたがるなあ〜w
 さて、一週間限定公開からどう展開していくのかもお楽しみ。