毎朝のことだが、車のフロントガラスは凍り付いていて。
車内で暖房を強めつつ、溶けるのを待つ。
今までもそうであったはずだが、今日、その氷がつくる規則正しい紋様がものすごく美しいと思えた。
作ろうとして計算された芸術ではなく、自然法則がつくりだした芸術。おそらくは適切なシミュレーションを作成されば再現できるであろう、数学的な美。
それに心奪われ、またいままで気づかなかった自分の不明を呪った。

予定

今度の日曜、すなわち30日に何か予定があったようだけれども、しばらく前から使い込んでいる手帳にもパソコンで管理しているスケジュール表にも何も記されておらず。それがずっと頭を悩ませていた。
自分の都合ではなくて、何かが開催されるのでそれで行かないとなあ、という種類の予定だったのだが。先刻正体が判明した。
カレイドスターオンリーイベントhttp://sugoten.hp.infoseek.co.jp/sst/)だった。

参加要項のチラシを目立つところに置いておいたせいで、日付だけは記憶してしまったらしい。
まあ何はともあれこれで一安心。腑に落ちた。行かないけれどね。

天気

昼間、窓から見える空には雲ひとつなく。洗濯日和だなあと喜ぶ一方、このままだと夜はかなり冷えるなあと予想されて、気が晴れない。ただ、地平線の近くには断雲があり、あれが夕刻までに広がってくれれば日中の暖かさを逃がさないでくれるのではと期待する。
夕刻というか夜になると、厚みのある雲が全天を覆っていた。降るかなと思ったら深夜、溶けかけた雪が降ってきた。おかげで昼間の予想よりは寒く感じなかった。
商売に関係があるわけでもなし、天気で一喜一憂する必要はないのだが、知識が目の前の光景と一致したときの喜びというのは、心地いい。