SJC-P【310-035】取得

  • 資格概要

Sun認定JavaプログラマSE5(SJC-P【310-035】):
Javaの上位資格を取得するための前提条件資格。
これより簡単なものに『SJC-A』があるが、これは初級者向けのJavaについての全般的な基礎知識を対象としているので、営業さん等が取得されるのが多いとか。
とにかくJava資格の登竜門ということです。

  • 試験概要

(2010/9/24現在)
試験方法:コンピュータベースのオンラインテスト
前提条件:なし
質問数:60問
質問形式:多岐選択式/ドラッグ&ドロップ
試験時間:180分
合格基準:58%以上の正答率

これに関しては、試験が始まるまで全然違う情報を持っていました。
プロメトリックの確認書には195分って書いてあるし、参考書には175分って書いてあるし、
問題数も72問だと思ったら予想以上に少なかったし、もう何を信じればいいんだあああああ!!
ちゃんとした情報を知りたい方は問い合わせた方が確実だと思います。

出題傾向としては、模擬試験でよく出てた列挙型がほとんど出なかったし、苦手だったファイル入出力や直列化関係もそんなに多くは出題されなかったですね。難しいと聞いていたドラッグ&ドロップ問題が、最初全然なかったので、「お、こんなもんか〜♪」と思っていたら最後に怒涛のドラッグ&ドロップ祭りでしたね。ひどい。

  • 試験結果

自己得点:78%(合格点58%以上)

模擬試験では7割ほどだったので、本番はギリギリかな?と思っていたのですが、予想以上に取れました。
試験のスコアレポートに評価セクションというのが記載されていて、セクション別の採点結果がでます。
私は『宣言、初期化、スコープ』、『コレクション/ジェネリック』が正答率100%でしたが、『Java言語の基礎』が66%・・・

基礎はもう少し勉強が必要のようです。。。

  • 勉強期間

約3ヶ月。
初めてのJavaの試験ということもあり、結構しっかり勉強しました。
C言語を少しやっていたので、基本的なフロー制御等は理解できたのですが、コレクションや直列化、書式化あたりが、

(´・ω・`)は?

て感じでした。何度も同じところを読み返していくうちに理解が深まっていきました。

  • 勉強方法

SJC-Pの参考書としてとても評判高い『SJC-P認定ガイド』を購入。

もうこれはとても詳しく内容が書かれています。他の参考書で簡単に書かれていて納得できないものは、これを見れば間違いないでしょうね。内容的には素晴らしい!
しかし、いかんせん分厚い!重い!Java初心者の心を折るには十分なボリュームです。その反面これを最後までやりきればJavaに対する理解度はグッと上がると思います。
あと個人的な意見ですが、本訳の言い回しが結構好きです。
Localeクラスの説明で以下のような記述がありました。
「試験範囲にこの課題が含まれる主な理由は、基本的な国際化の作業を実行する能力を問うためであると述べました。いよいよです。Localeクラスこそが世界を支配するためのチケットです。」
なんだかワクワクしてきませんか?笑
(実際の試験ではLocaleクラスの問題無かったけどね!!!)

あとOracleSJC-P対策の無料セミナーを開催するのを偶然発見して、参加してタダ貰ったコレ。

模擬試験が二回分付いているのでとってもいいです。ただ参考書としては読みにくい!!

そしてこれは先輩に頂いた紫本。

この本はとても要点が簡潔にまとめられていて、模擬試験も一回分付き!
鞄に入れて持ち運びも出来るサイズです。ただ、詳しくは書いてないですね。
Javaをある程度理解している方にはこの一冊で十分な気もします。

結局参考書ばっかりで、問題集を買ってない!Σ( ̄口 ̄‖

賢い方法は、参考書一冊と、問題集でしょうね。きっと。

  • まとめ

今回、仕事でJavaを扱うし、今後も必要となってくる知識だろうということでSJC-Pを受験した。
段階的にSJC-Aを取ってからSJC-Pを取ろうかな?と思っていたが、どうせSJC-Pを取るつもりならSJC-Pの勉強をした方が絶対にいいと思う。
Java初心者には新しく覚えることが多すぎて大変だったが、じっくり理解し、反復勉強することで克服できるはず。
基本的なことだが、勉強をする上で、細かな目標を設定し、それを達成することで試験までのモチベーションを保つことが重要だと感じた。