白河関跡〜従二位の杉と旗立の桜〜

散策路を更に歩いていると巨木の杉の大樹が八方へ枝を延ばしている従二位の杉があった。

この従二位の杉は鎌倉初期の歌人で「新古今和歌集」の撰者の一人である藤原家隆が手植えし奉納したと伝えられといる。 杉の樹齢は約800年と推定される。 ちなみに全体像は逆光で暗くなったので撮影はしなかった。
そして従二位の杉の近くには旗立の桜と言うのもあった。

この旗立の桜とは1180年の治承4年に源義経が平家追討で平泉を発し、この神社に戦勝を祈願するのに旗揃えをした。
その際にこの桜に源氏の旗を立てたと伝えられている。

白河関跡と白河神社の散策を終えて

さて、一通り境内を周り鳥居前に戻って来た。 散策時間は約30分である。

駐車場に戻る時に何気なく橋銘板を偶然見たら橋の名が九十九橋となっていた。

読み方が「つくも」なのか、はたまた「つづら」なのか…どちらが正解だろう? まあ、おそらく前者で正解だろう。
そして、最後に白河神社で引いたおみくじの結果をご覧ください(笑)

結果は末吉だった。
ちなみに年内最後と書いたけれど、実はこの当日には違う神社でもう一つおみくじを引いていたのだ(笑)
次回は都々古別神社編を更新する。
白河関跡&白河神社編はこれで完結だ。
完結。