JR偕楽園駅のホーム

柵の隙間からJR偕楽園駅のホームを見てみた。 上り線にホームは無く、上り線の向こう側の道路は茨城県道50号線である。

ホームは真新しく嵩上げもされていて乗りやすくなっているようだ。 ちなみにこのホームにも行ってみたかったけれど、駅員が居たのでやめといた(笑)
振り返って撮影。 偕楽園内にある常磐神社の参道が見えた。

そしてこのJR偕楽園駅のホームには嘗て使われたであろう、旧階段跡の名残があった。

以前はこの旧階段をJR偕楽園駅は利用していたのかも知れない。

偕楽園にある常磐神社

さて、これから散策をする常磐(ときわ)神社の由緒について説明しよう。
常磐神社は明治の初年に義公(第2代藩主徳川光圀公)・烈公(第9代藩主徳川斉昭公)の徳をしたう多くの人達によって偕楽園内に祠堂(しどう)が創立。
1873年明治6年には明治天皇の勅旨をもって常磐神社の御社号を賜り、そして同年に県社に列格した。
翌年の1874年、明治7年に現在地に社殿を造営し、5月12日に遷座祭が行われこの日を例祭と定める。 同年に義公には「高譲味道根命(たかゆずるうましみちねのみこと)」、烈公には「押健男国之御楯命(おしたけおくにのみたてのみこと)の御神号が宣下される。
1882年の明治15年別格官幣社に列格した。
そして1945年の昭和20年に戦災によって社殿は勿論、殆どの建造物が焼失。
1958年の昭和33年に全国の崇敬者からの浄財によって現在の社殿が完成し、現在に至っている。

常磐公園の利用についての案内板だ。

ちなみにこの偕楽園の正式名称は常磐(ときわ)公園と言うらしい。
常磐公園は1922年に国の史跡・名勝に指定され面積は約13万8000m2。であるとか。
JR偕楽園駅編はここで完結となり、次回からは常磐神社編にと続く。