lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

JSiSE全国大会3日目。

午前中が研究会のTK先生とSさんの発表だったので,聴きに行きました。今回は自分は関係していなかったので,初めて聴く内容でした。普段通り,Sさんのキャラクターが上手い具合に出た発表でしたし,フロアも人が多かったわけではないけれども少数精鋭という感じで,発表内容を理解した上での質問(ツッコミ)が主だったような印象です。
扇子は重要ですね(笑
発表が終わった後,TK先生とSさんは車で(関西に)帰るということで,便乗させていただきました。当初,lionusは行きも帰りもJRの予定だったので,すでに帰りの切符を買っていたので,キャンセルをしようと長野駅みどりの窓口に行ったところ,M先生が。帰りの飛行機が欠航になったので,予定を変更して甲子園に阪神の応援をしに行くため,大阪行きの列車の手配をされているところでした。根っからの阪神好きに驚きました。
M先生にあいさつして別れた後,TK先生とSさんに合流して,車で帰途につきました。
途中雨に降られるのではないかと心配でしたが,幸い晴れで割合スムーズに走れたのでよかったです。暑い中長時間運転いただき,どうもありがとうございました&大変お疲れさまでした。>Sさん
途中,休憩で立ち寄った養老SAで面白いものを発見。カレーソフトです。
ソフト好きなので速攻食べてみました(笑)。薄黄色いソフトを食べているlionusを見て,Sさんも即注文していました(笑)。味は・・・一口目は「ぅ?」という感じです。味はバニラベースなのですが,鼻に抜ける香りがカレーというか漢方薬風味ということに違和感バリバリです。しかし,食べ続けていると香りの違和感がほとんどなくなってしまい,バニラソフトを食べているのとあまり違いのない気分になってきます。恐らく,普通のバニラソフトにカレー粉を投入しているのでしょうが,カレー(スパイス)そのものが油分と相性がよいので,食べ物としては十分OKな範囲です。後味が悪いとかいうこともないので,養老SAに立ち寄ることがあれば試してみるのも一興です。
TK先生は昼(いや,午前中)から日本酒を飲んで後部座席で沈没。Sさんと車中雑談をしていて思ったことは,研究会でのI先生の提案は,やはり工学部系の方の視点であること。lionusのような文学部系の人間には違和感が残ります。I先生の主張は全く正しいと思うのですが,正しければ正しいだけ(私にとっての)違和感が出てくるのです。工学部系の人の考える「教育」は「ごはんを食べるため」のものなのですね。一方,文学部系の人間の考える「教育」は「善き人間」になるためのものか・・・と。「善」とは何かということは一意に決められないので,この定義には異論が出まくりでしょうが,いずれにしても「ごはんが食べられるか否か」には全く関係がない,ある意味自己満足の世界であることは確かです。
「ごはんが食べられる」ようになるためには,「役に立つ」人間である必要があります。何かの役に立たなければ意味が無いのです。「役に立たない」人間には存在意義がないとすると,暗澹たる心地になります(なりませんか?)。
しかし,食い扶持を稼げる「有用な」人間が居てはじめて「善」とは何ぞやとかいう霞を食って生きているような人間も存在可能になるわけですし,反対に,「有用」を志向する側の人間も「善」とは何ぞやというような話を求めることもあるでしょう。
また,「有用さ」を究極まで追求していった結果として「善きもの」に至ることもあると思うのです。例えば,製品の機能を追求した結果,無駄が削ぎ落とされて「美しい」形になるのに似ているように。
どちらも相互に補完し合う存在なのです。どちらが他方に対し優位であるということもありません。
一方の優位性を主張されたら,私みたいな霞食ってる系の立場の人間は退場するしかないかなぁ・・・と思ってしまいます。

朝駆けというか朝掛け。

この日の早朝,ホテルの部屋の電話でいきなり起こされました。
何事か(非常事態か)と思い,飛び起きて受話器を取ったら,「ツーツーツーツー」と切れてしまいますた。ベッドの横の時計を見ると,5時22分で,7時に起きるつもりだったので中途半端な時間に強制的に起こされ脱力しました。
一体あれは何だったのでせうか。むかつく反面ちょっと怖いです。